学習障害の診断基準と検査 | 学習障害 特徴・診断方法

学習障害 特徴・診断方法

学習障害、別名LSDと呼ばれ、言語能力や算数能力の困難などの症状のほかにも多岐にわたります。学習障害の特徴や診断方法、検査、症状などあらゆる角度から紹介します。

学習障害の診断とはどのようにされるのでしょう?
その診断基準はどのようなものでしょう?


学習障害の診断は、専門家の元によって行われます。
まずは家庭や学校での情報を集めます。
病歴や、その生育過程、行動などをできるだけ詳しく伝えることが好ましいでしょう。

内容について、学習障害の疑いが見られれば、知能検査を行います。

知能検査は、WISCがよく使われます。

そこで学習障害が推定された時は、以下の検査を行います。
PRS
K-ABC 心理教育アセスメントバッテリー
ITPA 言語学習能力診断検査

PRSとは、行動や学習を調べるスクリーニングテストです。

K-ABC 心理教育アセスメントバッテリーとは、

子供への課題を与え、その解決法を調べる検査です。

ITPA 言語学習能力診断検査とは、

子供が課題を他の人にどう伝えるのかを調べる検査で、

コミュニケーションをどのようにとるのかを調べる検査です。

それらの検査をすることにより、学習障害である、と判断されます。


これらの検査は、学習障害である子を排除するためにあるものではありません。

学習障害ということを知ることにより、親や先生をはじめ、

周りの人々がその対応を考える原点にもなります。


「なぜあなたはできないの?」と子供のことを責め続けるのではなく、

学習障害であるからなのだ、と受け入れることから始まります。

どうしたらその子にとってうまくできるのかを導き出したり、

一緒に考えたりするように、まず周りが変わる必要がある、

ということを認識させる手立てでもあります。

検査の数値で示されることにより、親は「そんなはずは・・・。」と

受け入れを拒否できず受け入れる状況を作り出すのです。
これらは必ず専門家の手によって行われなければなりません。