小学4年生。
学校の内容はほとんど集中できなく、
いろんなことに対して苦手意識が強い。
どうにか授業中の集中力を上げようと取り組み始めて丸2年。
あの手この手で本当にいろんっっっなことを試しました。
このたび、ようやく彼女の眠っていた集中力を引き出すことに成功。
長かったああああああああ…
『算数ラボ』という好学出版さんのものを使っています。
理解力は高く、好奇心が旺盛という点を踏まえ、
4年生ですがあえて5年生レベルのものを選びました。
これがどんぴしゃり。
学校の内容ではとにかく集中できなく、
あーでもないーこーでもない。
算数の問題を読んだら、
『せんせい、あのね…』
式を書いたと思ったら、
『せんせい、そういえばね…』
答えにたどり着くまでが果てしない。
とにかく「集中している」という状態を見たことがなかったのです。
そんな生徒さんがですね、
こちらのワークではですね、
問題を読んだあと無言で解き方を探り始めるのです。
図を描いたりメモをしたり、
ときどき『これであってる?』と不安そうにしながらも、
自分なりの答えが出るまで考えることをやめないのです。
あーーーーーー、
この方法があったのかーーーーーーーーーーー。
盲点でした。
別の生徒さんにはよく、
思考力を鍛えるために『算数ラボ』を使用していました。
しかし、
こちらの生徒さんは、
「自分で工夫して取り組む力」や「自分なりの考えで解決しようとする力」が
かなり高いと認識していましたので、
まさか「考える力をすでに持っている生徒さん」に、
「考える力を身につけるためのワーク」で、
「集中力をきたえられる」とは…
本っっっっっ当に盲点でした。
