現在小学校6年生。
3年生の秋から一緒に勉強に取り組んでいます。
当初は学校に行く日もあれば、休む日もあるといった感じ。
ここ2年は宿泊学習、修学旅行以外は行っていないんじゃないかな、おそらく。
そんな彼女から先日、
『速く計算できるようにするには何をしたらいい?』
と相談を受けました。
私の授業と宿題で計算練習は重ねてはいますが、
通常の小学生に比べると練習量は格段に少なく、
計算のスピードが遅いことは理解していました。
計算は遅いよりは速い方がいいとは思いますが、
速さを求める必要性を感じていなかったので、
特に対策はとっておりませんでした。
そんな中で彼女自身何か感じることがあったのでしょう。
『漢字とかもさっと書けるようになりたい』と。
なるほど、なるほど。
ということで、チャンス到来です。
私が提案したのは、
【1年生の計算ドリルを使って、毎日1ページ、タイム計測】
です。
めちゃくちゃ簡単な計算でとにかく回転数を上げる。
最大スピードを上げる練習。
一発勝負でどーんと力を発揮する練習にもなりますし、
集中力を高める練習にも。
大事なのは「正確に速く」ではなく、
とにかく「速く」。
間違ったかも…と思っても潔く次へ。
後ろは振り返らない。
スピードは落とさない。
大丈夫、
それだけ集中していたら…
そのうち勝手に正答率は上がります。
始めて一週間後、
生徒さんに感想を聞くと、
『ちょっとだけ速く答えられるようになったのがわかる』と。
頭を速く動かせるようになるって絶対楽しいですよね。
この練習を始めて1か月。
まだまだこれからです。



