こんにちは!
昨日、天気予報で「秋の長雨になりそうです。」と
話していました。
もう秋なんですね!びっくり!
昨日のブログで未完成の空間、余白のある空間が
出来事やコミュニケーションを生むのでは?という
話しをしましたが関連することで
面白い取り組みを知り得たので
ご紹介します。
このブログでも小学校〜高校までの教室は
みんな机と椅子が黒板に向かって並ぶという
スタイルで統一されています。
全国に長年広がるこのスタイルを
全く新しいスタイルに変更するのは非常に難しいです。
でもこのスタイルが本当に生徒にとって居心地がいいのか?と
問われると、この教室で学習してきた人のほとんどが
ノート言うのではないでしょうか。
そんな中、教室を生徒たち自らがリフォームするという
取組みを目にしました。
生徒自らが「どうすれば居心地の良い空間になるか」
「どうすれば学びやすい環境になるか」という問いをたて
アイディアを出し、実際に教室の一部分をリフォームし
畳を引いた「図書コーナー」や「将棋コーナー」、
感情をコントロールするための「クールダウンチェア」の
スペースなどを自分たちで作ったそうです。
この過程で面白いのは、実際に自分たちが使っている教室だから
当事者として興味・関心を持ちやすいということや
生徒によって答えが一つではないという中で空間をデザインすることだと
思います。
最近では大学の学びの空間設計でも学生とワークショップを行い
どんな学びの環境が必要かを一緒に考えることが増えてきました。
そして実際に作って、使ってみる。
使ってみると想像と異なり、変えたい部分が出てきます。
そうした時にまたカスタマイズできる。つまり永遠に未完成な空間です。
「自分たちにとって居心地が良い環境」を小学生のうちから
考えることは非常に重要だと思います。
どんな環境に身を置けば、集中し、学びに没頭できるかを
自分の中に染み込ませるある意味訓練になるのだと思います。
このような素敵な取組みは是非私も広めたいです!^^
既存の空間への不満ばかりでなく、考え方次第で学びの空間になるという
ことを知りました!
