こりこ、骨髄バンクにドナー登録しています。
理由は、学生時代に小学校からの友人を白血病で亡くしたからです。
さらに、この数年で、こりこの友人が立て続けにMDS (骨髄異形成症候群)になってしまいました。
MDS とは、赤血球や血小板がうまく作れなくなってしまう病気で、軽症でも5年から10年の生存率が30%程度。
実は、この病気も、薬が効かない場合は骨髄移植しか方法がありません。
そして、年明けにこのブログを読んで、とても悩みました。
このことを、多くの人に知ってもらいたい。でも、こりこにその資格があるのか、と。
骨髄バンクのドナーになるのは、そう簡単な覚悟ではできません。
もしマッチングが合えば、移植に協力することになるかもしれません。
そして、その時は全身麻酔。
日本では死亡例はありませんが、移植する側もそれなりの覚悟が必要です。
こりこは、友達を失った深い悲しみの中で、登録を決意しました。
なので、そう簡単には人に登録を促すようなことは言えない、と思って過ごしていました。
こりこの友人にも、ほとんど話していません。
ただ、今回、MDS の友人は運良く移植を受けることができたのです。
型が合う人が見つかったと。
それまでは、なかなか見つからないまま年月を過ごし、血液検査の結果が悪くなる中で、自分の親に遺書を書いていたそうです。
なので、今回、やっとドナーが見つかった時に、
「私、生きるチャンスをもらえたんだ。大変な思いをしてまで、骨髄を譲ってくれるドナーの人には、感謝してもし足りない。本当に。」
と泣きながら喜んでいました。
もし、このブログを読んでくださっている方が健康で、覚悟をしてくださるなら、下記リンク先の受付場所へ身分証明書を持って行って、ドナー登録をしたいのですが、と一言。
骨髄バンク ドナー登録受付場所
10分ほどで手続き終了、採血も5ccで終わりです。
私が生きているだけで、誰かの命を救えるかもしれない、という期待で毎日元気に過ごしています。
真面目なお話でした。
にほんブログ村