エゴノキのエゴとはえぐいから来ているそうです。口の中がイガイガするからでしょう。

これとは違いますが、えぐい、やばいは、子どもたちがよく使う言葉です。保護者の方も、うっかり使っていないでしょうか。えぐい、やばいで済ませてしまうことが多くなるのは残念です。気持ちや様子を細かく表現できるようにすることは、なにも国語の点数を上げるためだけではありません。自分の気持ちを表現したり、相手の気持ちを理解したり、自然や世の中の様々を自分にぴったりの言葉で把握できる力は、生きる力だと思います。お子さんがやばいんだよね、と言ったら、~という気持ちなのね、と言葉を補ってあげてください。

 

 秋が深まり、果実が熟すとともに、果皮が割れて中の種子が見えてきました。