日の入りの時刻が早くなったと感じます。日が短くなるというと、冬至ですが、今年の当時は12月22日。太陽が一番低く動くので、昼間の時間は一年で一番短くなります。

 でも、日の入りの時刻が一番早いのは、冬至の日ではありません。日の出の時刻が最も遅い日や日の入りの時刻が最も早い日は冬至とは一致しません。

 今日、東京農業大学北海道オホーツクキャンパスの先生のSNSを見ていたところ、網走の日の入りは15時45分ごろとのこと。国立天文台(暦計算室₋こよみの計算 )というサイトを使って計算してみると網走では、明日7日日曜日からの日の入りが15時44分と一番早くなり、これが数日続きます。その後、また日の入りは少しずつ遅くなり、冬至の日は15時48分となるそうです。なお、東京の今日の日の入りは16時28分。日暮れが早いと感じますが、北海道よりは、かなり遅いことがわかります。冬至の日には16時32分まで伸びています。

 国立天文台のサイトでの計算は、小学校も高学年になればできそうに思います。お試しください。

こよみの計算 - 国立天文台暦計算室

 

 引き続き、東京都北区にある尾久車両センター・車両基地周辺で。

 

 見習いから一人前へ、です。くすっと笑える看板でした。

 

 

 

見習うって大切なことだと思っています。

誰かがやっていること、言っていることを見たり聞いたりして、習うこと。

やっている人の体温を感じながら、やり方を習うこと。

見習うのは技術の事だけではありません。

大人になって新しい環境に入った時、まずは周囲を見習う。何かのお役についたとき、どう振舞えばいいのか、同僚や先輩のやり方を見習うということもあるでしょう。

そのとき、自分の意見や判断をもちながら、まずは見習おうとする力がついていると良いと思います。自分で判断しながらも、ここは自分を抑えて見習ってみることが大切な場合もあるでしょう。

 一方、見習っている人は、半人前ではありません。仲間としては一人前としてお互いに尊重することも忘れたくないですね。また、大人は子どもに見習ってもらえるよう、言動にはいつも気を付けたいと思います。

 

 考えてみると、今までにも役職や年齢、あるいは国や仕事などに関係なく、見習いたいと思う人にたくさん出会えたのは、幸せなことだったと思います。

 

 東京都北区にある尾久車両センター・車両基地は、たくさんの線路、車両、また管理施設があり、広い面積を占めています。寝台列車カシオペアも停まっていました。また、その横を、高崎線、宇都宮線、上野東京ラインが次々に走行し、少し離れたところは新幹線の線路も見えるのです。

 このあたりで育ったら、「鉄分の高い子」すなわち「鉄道好き」の子どもが育つ確率は高いに違いありません。しかし、加えてそこに、保護者や学校からよい導きがあれば、素晴らしい鉄道技術者が生まれるかもしれません。あるいは、数学的な能力を発揮するように育つかもしれません。さらに、何かに夢中になった子どもは、興味の対象が変わったとしても、新たな対象に夢中になり力をつけることができることでしょう。

 「孟母三遷」の教えにもあるように、子どもの教育と居住環境は密接な影響があります。私立小学校の子どもたちは、ご家庭のある地元との結びつきは少な目かもしれませんが、学校を選んで、すなわちよい教育環境を選んでいるといえます。ただ、よい教育環境は単によい学校から与えられるだけのものではありません。その学校に通う子ども一人一人が環境要因なのです。同じ学校でお互いによい影響を与え合うように、ご家庭でも子どもを導くことは必要ですね。

 車両センターを見渡す北区上中里さわやか橋(跨線人道橋)より撮影。最近「鉄分」が高まっているのかな? 思わず見とれる夕暮れの景色でした。