今夜は大雨になるようです。

 この時期、毎年開催される収穫祭(東京農大の学園祭)。研究室では毎年、研究発表を展示したり、卒業生が集まったり、あるいは模擬店で買い物をしたりと、楽しい思い出がいっぱいです。ただ、天気・気候は毎年様々でした。台風で一部中止になった年もありましたし、暑くて冷たい飲み物が売れた年も、寒くてうどん、おでんなど温かい食べ物が売れる年もあり、学生さんたちは大わらわでしたっけ。正門前のイチョウの木も、葉っぱがほとんど残っている年も、落葉がかなり進んでいた年もありました。

 

 タレントを呼ぶことが売り物の学園祭もありますが、東京農大は学生が中心。日ごろの学びの成果やクラブや部、研究室の友だちとの楽しい関係を発揮する収穫祭で、他とは一線を画しているのも素晴らしいと思います。

 

 米作りをされている方からいただいた新米。この夏の異常気象を振り返り、米作りの様々な作業の大変さを思うと、丹精のお米は貴重品。お米を味わうときは感謝しかないです。お家で子どもたちとご飯を頂くときはまず、お家の方がさりげなくでよいので、感謝の気持ちを示したいものです。生産してくれた方々から、流通、そしてお料理してくれた人にまで、思いをはせることのできる子どもに育てたいものです。食べ物に不満ばかり言う子どもがもしいたとすれば、それは、ちょっと残念です。