「農の生け花」は、東京農業大学初代学長横井時敬博士の次男横井利直博士の妻であった横井友詩枝氏が考案したものです。1974年から定期的に日本農業新聞にも掲載されおり、また、関連の本も出版されています。この「農の生け花」は特別の流儀があるのではなく、農家が農作物や農具、身近な植物を使い、愛でるものと聞いています。東京農業大学「食と農」の博物館で展示会を行ったこともあり、そのときにいただいた、横井友詩枝氏の作品による絵葉書です。秋を感じます。後ろはそば畑でしょうか。

 子どもたちが摘んできた雑草、持ち帰った収穫物なども、ちょっと工夫して飾っていただくと、嬉しさは倍増することでしょう。最近では撮影してカードなどにすることも、簡単にできますね。おじい様やおばあ様などに、そんなカードを送るのもよいのではないでしょうか。