8月29日は小学校に行き、先生方に改めて教育の理念などについてのお話をさせていただき、その後はアフタースクールの夏祭りへ。30日は同じく東京農業大学のフォーラムへ。ということで、ついついうっかい忘れていたのは、旧暦の七夕です。
七夕は7月7日ですが、梅雨の最中で、星が見えないことも多いのです。しかし、旧暦(太陰太陽暦)での七夕は、毎年違いますが、もっと後。星も見やすい時期なのです。今年は8月29日でした。8月29日は晴れ、東京の日没は18時13分。暗くなってから織姫星であること座の1等星ベガと彦星わし座の1等星アルタイルの間を通る天の川が、7月7日よりは見やすかったかもしれません。
京都の冷泉家では七夕でお供えする品々を「瓜茄子桃梨からの杯に大角豆蘭花豆蒸し鮑鯛(うり なすび もも なし からのさかずきに ささげ らんかず むしあわび たい)」と和歌にして伝え、5色の糸(反物)や和歌の短冊、そして盥の水に浮かべた梶の葉をお供えするそうです。らんかずとはソラマメだとのこと、豆が2種類も入っていること、これも興味深いです。
画像は梶の木の葉。高知県で撮影しました。
さて明日、9月1日は月曜日です。ということは、月曜日から金曜日までフルに一週間がある新学期スタートとなります。農大稲花小の子どもたちは保護者のご指導もあり、また、アフタースクールに通うなど、夏休み中に大きく生活習慣が乱れるようなことはないと思います。しかし、休み明けというのは何かと疲れやすいものです。この週末、しっかりと心と体を休め、前向きの気持ちで始業の日が迎えられますように。