道路沿いのツツジとサザンカの植え込み。向こう側が見えないくらいにかなり伸びていたところが剪定されてすっきりしました。日が当たるようになったせいか、真ん中あたりにシュロが成長してきています。

 シュロはヤシ科の植物ですが、関東地方でも野生植物としてよく見かけます。秋になると熟した果実をヒヨドリやコジュケイなどの鳥が食べ、あちこちに散布していくのです。思わぬところで成長をはじめたこのシュロも、同じくなのでしょう。

 ただ放っておくと、どんどんと背が高くなるのもシュロの特色です。ヤシの仲間なので枝が出て横に伸びるということはなく、成長点はいつもてっぺんにあります。

 この道路沿いのシュロ、今後は周囲のツツジやサザンカにさえぎられていずれ育てなくなるのか、あるいは目立つがゆえに刈り取られてしまうのか、様子をみまもろうと思います。