オーストラリアから帰ってきた家族からの、カンガルージャーキーです。オーストラリアにいくと、なんとなく、カンガルー肉とかワニ肉とかをお土産に買ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、ジャーキーがというのではなく、動物検疫シールが欲しくて、リクエストしたものなんです。
日本では肉と肉製品ほかの輸入は厳重に管理されていますので、子どもたちと海外旅行した際にも、動物検疫や植物検疫について、おうちの方からも教えていただければと思います。一人で海外旅行する若者になったとき、うっかり違法行為、うっかり密輸などということがないように。
農林水産省の子ども用サイトもご覧ください。
ただ、カナダ、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランドの一部の肉製品について は、輸入により日本に病気を持ち込む心配がないことを保障するシールやマークがついています。これらについては、安心して輸入できます。
なお、オーストラリアでは4種類の野生のカンガルーや2種類のワラビーについては、商業目的でharvestすることができます。harvestというと収穫という農作物のニュアンスですが、野生動物を人道的かつ持続可能な方法で捕獲することをharvestというそうです。このジャーキーもgame jerkyとありますから、野生のカンガルーから作ったジャーキーですね。
オーストラリアでは、頭数管理もきちんと行い、年間の捕獲頭数、どの地域でどのくらいの頭数のカンガルー猟を行っていいのかなども定められており、かつ、動物福祉に基づいた狩猟をおこなうためのガイドラインもあります。