小学校1年生の算数では平面あるいは立体図形の観察をします。2年生になると三角形、四角形、長方形、正方形、直角三角形、そして立体である箱などを、3年生ではさらに正三角形、二等辺三角形、円や球と形についての学びが広がっていきます。
小さい子どもたちであれば、平面も立体も区別できなくてもかまいません。大人だって四角い箱なんていう表現をしますし。
ただ、定義はともかく、子どもにはいろいろな形をみて意識させることは大切です。小学校に入学後は授業で習った正しい名称を、日常でも使うようにしたいものです。
そんな中で、算数や数学の授業では習わないけれども、毎日の暮らしの中で表現を豊かにするために欠かせない形の名前もあります。星形、ハート型に加えてスペード・ダイヤ、クラブ(クローバー)などのトランプの記号、お扇子を見たら扇形などたくさんあります。ぜひ、いろいろな形に親しみ、家族の会話の中でも使っていきたいものです。
その名もスターフルーツ。切ったところが星型です。
野菜や果物を切って観察するのは、よい勉強になります。
ぴったりな形の名前があるとは限らず、そこもまた面白いところです。