世田谷キャンパスの外側のタケニグサ。以前は正門脇にあった車庫と塀の間に毎年生えていました。車庫がなくなりキャンパス整備が進んで生育場所が変わり、今年は、世田谷通りから農大稲花小に向かう斜面に生えていました。

  ケシ科 の植物で、漢方薬としては皮膚の殺菌に使われたこともあるそうですが、茎からの黄色っぽい汁には触れない方がよさそうです。大人の背よりも高くなり、フワフワした白い花を、今、咲かせています。

 

 日本では完全に雑草ですが、海外のガーデニングサイトには、「その驚くような姿」、「まっすぐ高く伸びる茎」、「レースのような葉」とべた褒めしている記事があります。同属別種となる中国産タケニグサでは、花がコーラルピンクの品種 'Kelway's Coral Plume'があり、受賞もしています。plumeは羽毛のことです。