農大稲花小の子どもたちは東京農業大学富士農場を訪問します。富士五湖までは行かないのですが.....しかし、富士山や高原、畜産について学ぶよい機会です。

 最近、富士五湖の1つである河口湖で水位が下がり、普段は岸から150mほどの湖中にある浮島まで歩いて行けるようになっているとのこと。ここ数日のニュースで何回か取り上げられています。やはり異常気象なのか、と思った方も多いかもしれません。

 ふと2013年6月にフィリピンからの研究者をご案内して河口湖に行ったことを思い出して写真をチェックしてみると、このときも地続きでした。

 小さいですが、後ろの方に六角堂が見えます。これが、本当なら湖の中にあるはずだということでした。この時も、日傘をさして六角堂の側まで歩いていったようです。

 調べてみると、河口湖は台風シーズンが終わってから翌年の梅雨前までは水位が下がることが多く、今年についてみると2年連続の地続きだそうです。2013年も同じだったようです。ただ、ニュースなどで取り上げられると、稀な出来事と思う人がいたり、噴火や地震などの天変地異と結び付けたりする人もでてきます。珍しいが、時々起きているという「知識」があることが大切なのは、なにもこの浮島の話だけではありませんね。