草履(ぞうり)と草鞋(わらじ)は違います。

 草履は鼻緒がついていて、底が平らです。草鞋ははっきりとした鼻緒ではなく、側面にあるループ(乳というそうです)に縄を通して足に密着させるところも特色で、さらに、足首に巻き付ける紐のような「藁緒」がついています。

 いったいいつごろまで子どもたちが草鞋をはいていたのかなど、例えば亀山市の聞き書きを興味深く読みました。

亀山市史民俗 衣

 

 浅草寺仁王門にも大草鞋があります。

これは画像は北区のお寺で、たくさんの人々から奉納されている草鞋。

 

古いTシャツなどを裂いて草履を編む方もいらっしゃいますね。カラフルなマスコット草履を見せていただいたことも思い出しました。大きいことを表現するのでしょうか「わらじ豚カツ」などのメニューもありますし、理科ではワラジムシが登場します。