なんてん(南天)も難を転ずるとして、縁起がよいとされます。この語呂合わせがわかるようになるのは、小学生でも中学年以上でしょうか。

また、縁起がよい植物というものについてはいろいろな考え方があるところですが、なんとか幸せに、安全に過ごしたいという願いが込められていると理解できます。お正月にも、門松だけでなく南天、万両、橙(ダイダイ)、最近は金のなる木などがよく使われます。ナギ(梛木)について知る人は多くないかもしれませんが、これも縁起のよい植物とされています。ナギは凪に通じますし、熊野権現のご神木でもあります。和歌山県新宮市の熊野速玉神社には、ナギの大木がありました。

また、それぞれのご家庭で、思い出になる植物があると、これも楽しいですね。

 

本当に大きく立派な木でした。