パイナップルは花が咲くと、花の基部にある花托が膨らんで食べられるようになります。これはイチゴと同じです。
パイナップルでは花托が膨らみ、お互いが融合して、私たちがパイナップルとして認識する果物になります。私たちの食べているパイナップルは、小さな実の集まりということになります。
試してみた農大稲花小の子どもたちもいるかと思いますが、この上の部分(クラウン)を植え付けると成長させることができます。うなくすると、花が咲き、収穫もできます。
これは栽培を始めてから1回収穫し、ベランダで合計3回の冬越しをして高さはもう1メートルを超えるパイナップルです。今年の夏、もう一度花が咲くかと期待しています。ただ、棘は鋭いので、注意が必要です。
私はパイナップルを種から育てたこともあります。果実の中に黒い小さな種が見つかったら、これを濡れティッシュなどの上で発芽させるのです。低率とはいえ発芽はしますが、こちらは大きくするのにまだ成功していません。