河内晩柑(かわちばんかん)をいただきました。とても大きな実です。グレープフルーツに似ていますが、苦みがなく、汁が多く、さっぱりとした甘さが魅力的です。晩柑、つまり冬ではなく今頃が旬のようで、熊本県の卒業生から頂戴しています。

河内というと大阪府かと思ってしまうかもしれませんが、熊本県の河内町で発見されたことが由来の品種名だそうです。しかし、栽培地・農協などによって異なる名前(商品名)をつけて流通していることも多く、農大稲花小の給食でも河内晩柑として登場するだけでなく、美生柑として登場したりしています。宇和ゴールドなどの商品名もあります。おいしく味わうだけでなく、品種の名前や、その由来を学ぶことも、楽しいですね。