子どもたちの描くチューリップはかわいいものです。開き過ぎたチューリップは描かれず、どちらかというと、開いたばかり、あるいは明日あたりに開くかな、と言った感じ。

 一方、ヨーロッパの静物画に描かれるチューリップは、花びらが垂れるほどに開いたものが多いのです。その中にも、ウイルス病に罹ったチューリップが描かれていることが多いのです。ブリューゲルの絵で、あるいはマイセンのティーカップなどでご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

 

これはミュンヘンの美術館で見た絵皿。

しっかりウイルス病に罹っているチューリップだと思います。

 

こんなチューリップの写真や絵ハガキのコレクション、以前は、似たようなコレクションをされていた方がもうお一方いらしたのですが、今はどうでしょうか。