つまらなかったので、すぐには記事にはしませんでしたが、

パラ開会式が良かったのに「なぜ?」と、思ったのでもう数回観てみました。

 

そして、故意にわかりにくくしたのではないかという感じがしてきました。

 

理由の一つは、パラリンピック開会式に花を持たせるため。

もう一つの理由は、現在、多様性と調和を推し進めているのですが、

それは決して簡単ではないということを日本国民に伝えるため。

 

入場曲を除く音楽の大半が不協和音が多く、調和とは程遠かったですね。

出演者の組み合わせに関しても同様の印象です。

オリンピックの演出に関わるような方々であれば、これらの点はわかるはずですよね。

 

 

ドローンの地球の後にイマジンが流れるのですが、

「アジア」 日本&韓国&中国っぽい美少女 日本&白人or中東? のような美少女

「アフリカ」黒人&アジア? 瞳茶色の女性

「ヨーロッパ」白人&アジア? 無精髭、瞳黒

「アメリカ大陸」黒人&アジア? 濃い髭有 瞳黒

「オセアニア」白人+アジア? 無精髭 瞳青 タトゥー有

こんな感じで順番に歌っていくわけですが、

日本国民に、これから、皆んなで仲良くするんだよと、諭されているようでした。

 

 

ところで、本番当日に見ている時は途中で疲れてしまっていたので、

見逃しているところがかなりあるようです。

 

今日一つ気づいたところ・・

天皇陛下の開会宣言のあと、

「オリンピック旗入場→掲揚」のシーンでは不協和音のない音楽となりました。

その後、白い鳩の紙飛行機が多数空から舞い降り、

女性のハミングのような音楽がほんの少し流れましたが、最初曲名はわかりませんでした。

ネットで調べ、聞き直してみると、「翼をください」でした。

 

そして、パラリンピック開会式のテーマは「We have wings」

翼が一つしかない主人公は勇気を持って大空へ飛び立ちました。

 

 

風刺の効いた社会的な開会式と思えば楽しめますので、また観ます。