ふり返り編 その3。
また射真に絡んだシーンなのですが・・・。
でも、私がそこですっごく注目したのは、一護!!
どこかというと・・・。
2幕終盤で、遥華と射真がデュエットするところ。
ここって、去年の初演の時は、二人のデュエットが美しくて、聞き入ってました。
だから、同じ空間にいる一護は、なんとなーく手持ちぶさたというか・・・・・。
なんというか、早く袖にはければいいのに・・・だなんて思っていました><。
だけどね、今回は、違ったの!!!
一護は、上手側に最初いるんだけど、少しずつ、少しずつ、中央の段の方へ行き、ちょっとずつそこを上って行って、最後はすっと姿を消すの。
もちろん、まったくの無言。
でもね、表情・しぐさがね、ものすごく豊か!
遥華が歌うと顔を少し傾け、耳をすますような表情に。
射真が朗々と歌い上げるその内容を聞き、ハッとした顔をする。
そして、段を上りきったところで、よし、という感じの晴れやかな決意を秘めた表情で去って行くの。
私は、デュエットを聞きながら、いつの間にか、ほとんど一護ばかりを見てしまったくらい、ここは一護の表情の変化が本当によかった。
きっと、去年とは芝居も大分変えたんだろうと思います。
♪今だから知る俺の過ち~。
♪お前に心から伝えたい~。
♪・・・・お前に心からのありがとう~。
聞きながら、目を伏せて歌詞を噛みしめるような、そして顔を上げて何かに気付いたような一護。
本当に印象的でした。
きっと、ルキアへのありがとうを伝えようと一護自身が思ったんだろうなあ、と見てて感じました。
で、実際に場面が変わると、ルキアの刀を持ちながら、ありがとう、と言って。
そして、その後、生き返ったルキアも、他の死神たちが集まる中、あらためて一護にお礼を言う。
ここのシーンで、射真&遥華と一護&ルキアの2組のキャラが、すっかり混じり合ったと思います。
最初は、射真と一護は、対立してて真逆な感じで、絶対に交わることがない二人に見えていたのに。。。
この二人、まさにエンディング曲の歌詞にあるように、光と影がぶつかり合っているような感じだったのに。。。
ある時から、どんどん近付いていって、最後はいつの間にかすごく近い存在となった感じがしました。
新生ブリミュの大事なテーマは、やっぱりこの二人の話に集約しているなあ、と思います。
射真は、何かに固執した偏った心から解脱できた。一護の強く優しい心のおかげで。
一護は、大事な仲間をを守りきれなかった非力さに折れそうになった心を乗り越え、強さを得た。人間らしさを取り戻した射真のおかげで。
こうしてふり返ると、これは、一護の成長の物語。
てか、BLEACH原作でも、それは大事なテーマだよね、多分。
そして、新生ミュでは、まさに法月くんが役同様に成長を遂げた舞台だと思いました。
1年で、こんなにも大きく成長する人っているんだなあ、と本当に驚きましたから。
