「SHINOBU's BRAIN IN THE SOUP HALF2」

作・演出:坂上忍

★weekly2【Re:verse(リバース)】
2012年7月3日(火)~7月8日(日)11日 東日本を襲った大震災のちょうど一年後、再

2011年3月11日 東日本を襲った大震災のちょうど一年後、再び津波が
び津波が
あの人は、わたしは、ここまで苦しむことはなかったのかもしれない

テレビでは到底報道することができない壮絶な真実が、不愉快な感動がここにある

あの時、あの瞬間、あの刹那時を戻すこと(Reverse)ができたなら


出演:吉井怜、三浦孝太、美元、荒井奈緒美、はづき、佐藤祐一、大芝孝平、武本健嗣、

   塩澤英真、橘花梨、野澤大地(w:長谷部蓮)、串橋大芽(w:りょうた)、

   井坂花楓(w:山梨帆乃香) / お宮の松(たけし軍団)





昨日見てきました。


座席がA列だから、最前かと思っていたら。

前から3列目でした。


最前列は、舞台と客席の間の通路に設けられてる!

だから、席に着くのに、舞台の上を通ってそこから向かうという!

初めての経験w


でも、やっぱり小劇場ならではの距離感。臨場感。


上に書いた通り、大震災から着想された作品。

去年の震災からちょうど1年後の同じ日の朝に、茨城県で直下型の大地震が起こり、また津波でものすごい犠牲者が出るという話。


でも、被災して気の毒とかかわいそうとかいう話ではなく・・・。

もっと、その奥に踏み込んだすさまじく、怖く、悲しくて、人間のエゴまであぶり出した舞台でした。


それって、決して大きな災害の時だけじゃないと思った。

交通事故とか、何かで身近な人を亡くした時とか。

何かの理由で、一生のお別れとなった時とか。

そんな極限で、人にはそれぞれの事情があり、それぞれの思いがあるはず。


・・・・・って、観ていない人には、意味分かんないよね。


冒頭からウルっときて。

途中からはボロ泣きしてました。私。


坂上忍さん、タダ者ではない!!

TVでの印象では、なんか難しそうな人だと思っていたけど。

そのご本人の性格が反映されて、逆にいい結果になってたなあ、と。


ともかく、今私が生きてるって?どういうこと?

家族とのつながりは大事にしなきゃ。

一瞬の決断が一生の後悔につながることもある。

そんなことを考えさせられた舞台でした。


面白かった、と一言でくくってしまうには、あまりにも胸にズンとくる作品でした。






お目当ての英真くんは、映像プロダクションのカメラマン役。

主人公の女性プロデューサーに、叱られながらも、辛いドキュメンタリーのためにカメラをまわし続けていました。


客席のあちこちですすり泣きが聞こえるのと同じタイミングで、このカメラマンさんも舞台上で泣くので、びっくりしました!

アドリブなのか、脚本通りなのか分からないその泣き演技のおかげで、リアルさが増してた気がします。


長いセリフもあって、大変だろうなあと思いました。


おもしろいなあと思ったのは、メインの人物が中央でしゃべってる最中に、別の人物がまったく違う会話をしたり、携帯電話でしゃべったりするんです。

普通は、ひそひそ言って、メインのセリフをさえぎらないようにしますよね。

なのに、この作品では、あえて脇の人物のセリフをかぶせてくるんです。

両方のセリフを聞き取るには、相当注意力が必要です。

ていうか、完全には聞き取れないんですが。


で、待機中のカメラマンに話しかける人がいて。

カメラマンは、丁寧に腰低く答えてる感じで。

そのやり取りを真ん中でインタビュー中の背景として観るのがおもしろかったです。


結局、端に控えてる人たちにも、それぞれの生活・人生があるんだというのが強調されてた気がして。

このあえての演出、すごくいいなと思いました。





雨の中だけど、七夕の日の観劇。

すごく充実してて、よかったです。

本当にありがとうございました(*^▽^*)