昼:弱虫ペダル@銀河劇場。
夜:アルターボーイズオレンジ。
という掛け持ちの一日でした。



本日は、弱虫ペダルの感想をメインで。


これ、2月1日~6日までしかやってないの!!
もっとやればいいのに、っていうくらい良い内容でした。
原作がきっといいのね。
そして、それを舞台化できる力量のある演出と脚本。
さらに、見事に具現化してるキャストさんも粒ぞろい。
他の地方でも、上演すればいいのに。


出演:村井良大、太田基裕、鳥越裕貴、馬場良馬、大山真志、郷本直也/森本亮治、鈴木拡樹、玉城裕規/倉貫匡弘他


高校の自転車競技部の話というのは、あらかじめ前知識として分かってた。
総北高校に主人公の小野田坂道(村井くん)がいて、先輩(直也さん、真志くん、ばばりょ)や他の部員たち(もっくん、鳥越くん)との話。
ライバル校が、箱根学園(通称:箱学)で、森本くん、拡樹くん、玉城くんたち3人が箱学生。
倉貫くんは、総北のOB。


で、レースの場面が多いのかな、と思っていたら。。。
そんなことはなく。
坂道くんが、いかにして自転車部に入部していったか、という話を長く描いていたので、レースばかりというわけでもなく。


ま、でも、今泉@もっくんとの学校近くでの勝負あり。
3年生たちの回想シーンで昨年のインハイ(?)での箱学との一騎打ち勝負あり。
そして、最後は新入生歓迎ウェルカムレースあり。
それぞれが見ごたえありました。


なにしろ、舞台上に自転車を何台も乗せるのか、それを大勢でこぐような場所はないだろうし・・・とぜんぜん想像がつかなかったこの舞台。
先日のイベントで稽古風景のビデオを見て、なんとなく、自転車なしで表現していくのね、とは思ってましたが。
こうして形になったものを見ると、ほんとすごい演出!!

ハンドルだけ握って脚の動きや、足の向きや速度を変えることで、実際に走ってるように見えるのが不思議☆
他にも、黒子さんがタイヤだけを持ってきて、前輪・後輪を支えて、表現するパターンもあり。
でも、実際に舞台上に本物の自転車が走ったりもしましたよ。
終始足を左右に振ったりして常に動かさなくちゃならんくて、キャストさんたちが脚がカッチカチと言ってたのが分かります!!


主演の村井くんは、本当に役柄が幅広いなあ、と感心しました。
たしかまだかなり若いはず。
先が恐ろしい子です。
てか、私が最後に見たのって、戦国鍋祭り!!あの時のチャラクてノリばかりの役とはぜんぜん違いました♪


もっくんの今泉役、すごく合ってました。
そして、カッコイイ☆
クールですかした奴なんですよぉ。
でも、まあ、すごいそれがはまってました。
一瞬、伊武がちらっと頭をかすめました(笑)
それにしても、高校の制服姿で登場した時、めちゃくちゃかっこよかった~!
先日、ゴーカイジャーにゲストで出た時の制服姿もよかったですが、さらにまた影のある感じで今日のはよかったです。
もっくんには、まだまだ高校生役を数多くやってほしいものです♪


鳥越くん=鳴子。
イベントの時に、すでにかわいいのが分かってましたが、本番でもかわいい!!
大阪弁で真っ赤な髪で、うるさいキャラなのに、鳥越くんがやるといやみがない!!
それって、すごいこと。


総北3年生トリオ。
いいですねぇ。先輩っぽさがいい。

直也さんが部長の金城役で、声がめっちゃ渋くていい。
あんな声で言われたら、何でも練習します、って思っちゃうw
でも、直也さんも相当幅広いです!!
この舞台、キャストがその他大勢の役までいろいろとやるのですが・・・。
直也さんは、アキバ系男子から、な、なんと女子高生役までやってました!!
ワンレンさらさらヘアのミニスカ女子高生ですよ☆


というか、実はこの3年トリオがみんなで女子高生3人組になって、今泉くんを応援しに来るんです(爆笑)
ばばりょだけジャージはいた上にミニスカ。
んで、真志くんと直也さんは生脚ですからっwww
どんだけガタイのいい女子w
でも、しぐさとかなかなか女の子で、すごい笑えました。


ばばりょ演じる巻島は、変わった緑色の伸ばしっぱなしロングヘアなんですが、髪型そのままで女子高生やってました。
で、とあるセリフで「○○だっちゃ」と言ったら、直也さんが「それって、昭和?どこ、狙ってるん?」ってツッコミ入れてました。
私は世代的にすぐ分かっちゃったけど(うる星やつらw)、ばばりょは少し間を置いて「ああ!!ラムちゃん!」って分かったみたいでしたwww


そう、直也さんは相変わらずアドリブが、随所に出るわけなんですが・・・。
それに対して、田所役の真志くんは、人のアドリブ(ミス?)に笑いをこらえられなくなった場面があって、それがまたおかしかったです。


ライバルの箱学は、3人しかいないのに存在感ありましたねぇ。

もりもっちを生で見ることってあんまりなかったけど、こんなに面白い人なのか、と。
大げさな演技をしたり、どうやら台本通りじゃないことをしているような・・・。
とにかく、細身の体なのに存在感が大きかった。


拡樹くんは、まず最初出てきた時、ああ、声が通ってすごくいいなあと感じました。
(彼の演技の安定感は半端なく好きです♪)
途中、別役で乙女ちっくな格好してたり、いろいろだったけれど、荒北役の時の吠えるような声はすごみがあって、男っぽさがものすごくてよかったです。


玉城くんは、意外と度胸よくアドリブかましてたり、上手い役者さんだなと思いました。
次回、ミラトレが楽しみ♪



なんか、細かくキャスト感想を書いてしまいました。

でも、気弱でオタクな坂道くんが、だんだん自信をつけていく様子がなんかすごくよくて、がんばろうっていう気持ちが湧きました!





ああ~、長いなあ。
アルター感想は、分けようかな。