昨日(7月21日)の毎日新聞夕刊に、蜷川幸雄さんのインタビュー記事が載ってました。
蜷川作品・・・・・残念ながらまだ見たことがない。
だけど、興味深く読みました。
印象に残ったのは、こんな話。
冒頭の3分間で客をのせられない芝居は芝居でない、と言い続けてるそう。
それについて尋ねられた蜷川氏。
長いけど、一部引用すると・・・。
「生活者の日常生活って重いんだよね。
みんな楽しいこともいやなこともある千差万別の生活をしている。
その生活者を3分間で一挙に劇の世界に引き込むのがプロとして当然の構え。
日常の生活から劇場という非日常の空間に着くまで、例えば観客が駅からどんな道を歩いて来るかも考えて準備することが我々の仕事だと思う。
今は芝居の世界にすぐ入っていけないものが多い。
そんな芝居をつくる人はチケットを買った人の気持ちが分からないんだろうね。
ある日、ある時間、あの劇場に行くと決めて人はチケットを買う。
その人たちは、この演目を見たい、この俳優を見たいと、いろんな欲望を抱えて劇場に来る。」
なんかね、ここを読んでて、うん、そうそう、ってうなづいてる自分がいました。
開演から終幕までの間って、本当に日常を忘れられる。
すごく幸せな時間なわけで・・・。
しかも、この後、蜷川氏は、お芝居はテレビやネットみたいに家では見れないし、映画館のようにどこでもやってるわけじゃない、不自由なメディアって言ってるの。
本当に不自由だよね。
だから観に行くのって相当大変。
だけど、その分充実感が得られるというのが、はまってしまう理由かな。
だから、観劇しながらも、夢中になれない、つまり入り込めないものに出くわすと、すごく損した気分になる。。。
やっぱり、とことん引き込まれたいよね。
私は、観る側であって、作り手ではないから、そっちの苦労は想像しにくいけど、長く演出家をやっている人の言葉だから、いろいろなるほど~って思った。
そこでふと、5月に湯澤さんがちょっと口にしていたことを思い出しました。
開演してすぐは、しょっぱなに「場を温めるところ」って話。
昨年のマリアさんでは、そこで黒海夫妻登場だったわけですね。。。
そこはもちろん温められましたが、暗い舞台で、砂がさらさら降りてくるのも、すごく異空間にいざなわれましたね。
さて、次回は、どんな冒頭なのかしら。。。
そんな昨日、CD発売のお知らせが!!
8月6日に、初回公演・昨年公演の2枚同時発売だそうです♪
今度の公演会場でも、もちろん販売されるそうで、特典も付いちゃうとか。
どうしよう・・・。
購入後はヘビロテして、間違いなく、歌いながら歩いてしまいそうwww
ローズマリーと男爵のデュエットとかw
死んでゆく~とかw
今も、すでに鼻歌化してるっつうのにw
