「女信長」
於:青山劇場
【出演】
黒木メイサ
中川晃教
河合龍之介 TETSU(Bugs Under Groove) 市瀬秀和
黒川恭佑 細貝圭 真島公平 篠田光亮
山崎銀之丞
松山メアリ 篠山輝信 鯨井康介 松本有樹純 久保田創
平田裕一郎 塚田知紀 中川浩行 木村智早 香子 清家利一
有森也実
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石田純一
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まずは、全体の感想・・・。
エロかっこいい芝居だった!!
しょっぱなからいきなり、ロック調で、歌ありダンスありのミュージカル??!!
と思ったら、中盤はそうでもなく。。。
でも、ラストは、明智役の中川さんのソロの歌が続きました。
中川さんって、歌手でTVに出たところくらいしか知らない私。
声が高くて、私の好みではなかったけど、でもすごく感情込めて歌い切ってました。
切なくていい役でした。
原作が佐藤賢一さん作の小説だそうで・・・。
毎日新聞に連載されてたらしい。。。
(うち、毎日新聞とってるけど、確かに載ってた記憶あるよ、一回も読まなかったのがもったいなかったなあ)
信長が実は女だった、というすごい奇想天外な発想のお話!
でも、女とすると、色々なことがつじつま合うらしい。
で、身近な人物たちは、女ということを知って、手篭めにしたりする者もいる。
反対に、信長自身、女であることを相手によっては隠さず快楽に身を委ねたりする。
そんな内容を含むから、エロいシーンはあったけど、実際に裸になったりするわけじゃないから、時代劇の雰囲気は保たれてたかな。
あ、でも、浅井@河合さんが、相当エロエロしてたシーンがあったな・・・。
だけど、そこは、同じシーンにいた他の人物の一言で笑いへと変わって、おもしろかった。
(余談だけど、私の席の周囲は女性ばかり。なのに、すぐ隣にぽつんと一人だけ男性が・・・。なんか、エロい内容の時は、肩身狭そうに感じたな。)
エロばかり強調してしまったけど、お目当てのいっちーも、その中の一人でちょっとショックなような、でも、そういう役も面白いと楽しめたような・・・。
ネタバレになってしまいそうだけど、某シーンでは衣装の片袖を脱いで、上半身の半分だけをあらわにしていたところがあるの。
肩から腕の筋肉がすごくて、ガン見してしまいました。
それから、繰り返し出てくる殺陣・立ち回り・戦闘シーン。
そこでも、いっちー、大活躍☆
抜刀しなくても、刀に手をかけたそのたたづまいが、もう、他の人よりサマになってる。
・・・てか、当然だよね。
刀道四段で、普段から扱い慣れてるわけだし、刀が体になじんでるんだもんね。
抜刀のスピードもキレがあってすごいし、斬りつける姿も超カッコイイし、ほんとよかった!
敵が近くにいるという時も、すぐに刀を抜けるように少しだけ鍔のところを持ち上げてたりするでしょ、そんなわずかなしぐさがすごくリアルだった。
そう、まるで本物の武将のようでした。
ちょっと、ほめすぎかなあ。。。
や、そんなことはない。
ていうか、私、今日の舞台の7割以上は、いっちーを目で追ってた気がする。
殺陣が得意で、本格時代劇俳優を目指して役者になった人だからこそ、演技に気合が入ってたと思うし、それに私自身、そんないっちーを見れるのが本当にうれしかったです。
本当にかっこよくて、うれしくって!!
ラストの方で市瀬さん演じる柴田勝家が信長に向かって言ったセリフも、すごくよかったなあ。
「心から信長様を○○しております」って・・・。
気持ちがこもってて、ジーンときたよー。
余談だけど、そんな家臣としての役を演じるいっちー見てたら、なぜかリボーンで「十代目!」って言ってるのと妙に重なってしまいました。
この舞台、全体を通して信長の感情の起伏が激しく表現されてました。
女であること、天下を取ること、大きな夢を描くこと、裏切られること、部下が離れること・・・など、話の筋に沿って、大きな感情表現をし続けた黒木メイサさんは、本当にすごかった!!
ほとんどのシーンに出てて、セリフも一番多かったと思うし、戦いのシーンなんか、すごく上手だったので、惹きつけられました。
後半で、女ゆえの悩み・絶望みたいなものを表す場面は、ぐっときました。
信長が女と知って嫁いできた濃姫@有森也実さんが、それを励ますように言ったセリフが一番印象的でした。
「私はそれでも女に生まれてよかった。だって、*********ですから」って言うところ。
目頭にうるっときましたよ。
自分も女だから、ぐっときたというか、ね。
その他、特撮スキーとしては、あのスーツアクター清家さんが、殺陣指導でしかも出演もするということでワクワクしてました。
そうしたら、服部半蔵役で、すっごくよかったです。
だって、立ち回りの身のこなしが、他の役者さんの3倍くらい早くて、キレがあって、やっぱりプロだなあと思いましたもん。
本物の忍者ってこんなだったのかな、と思うほど。
今はシンケンで腑破十臓役だそうで、これからシンケンジャー見る時、とっても注目してしまいそうです。
こんなにお腹いっぱいの舞台でしたが、カーテンコールが何回かあって、最後は客席がスタンディングオベーションをしたんです!!
私もやりましたが、コンサートではなく、お芝居でやるのは初めての経験でした。
皆さん熱演で、すごくよかったです。
