学習困難には大きく分けて、Dyslexia(ディスレクシア-失読症)とADD(注意欠陥障害)とに分かれます。


脳には右脳と左脳があります。


一般の右利きの人は、右脳はゲシュタルト機能を、左脳はロジック-論理的機能を持っています。


学習困難の解釈として、5種類あるとは、前回のブログでご紹介しましたが、


今回は、4つ目の


4) 右脳と左脳の統合が良くない場合-フラストレーションを生む


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これは、右脳ゲシュタルト機能にも左脳ロジック機能にもアクセスがきちんとされているが、右脳と左脳の統合(インテグレーション)がされていない為に起こる学習困難。


各脳にはアクセスしているものの、統合がなされていない為、学習困難の症状としては、どちらかの脳優位のと似ている。


一般的な行動パターンとして、


読書が困難、ストレスを生じるので、あまり長く読むことができない。また、読むの自体を避ける。


言葉を書くとき、ひらがなを間違える。これは、耳から聞いた発音を元に書こうとするので、覚え間違いや微妙な発音の違いによりちがったひらがななどを書いたりする。


数字は把握していて、算数もできるが、高度な数学的問題になると困難を生じる。


このタイプの子供は、学校がとてもフラストレーションの原因になり、学校生活がいらいらしてくる。


読書や問題解決など、右脳と左脳の統合が必要なタスクをする時、非常にストレスになるので、自然と避けてしまう。


通常、大人になってからは、脳の統合を必要とするタスクをする時以外は、一見特に問題があるようには、見えない。



次回に続く



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