藤原淳のパリジェンヌ日記

藤原淳のパリジェンヌ日記

ルイ・ヴィトンのパリ本社で広報トップを勤め、現在は作家活動に従事。仏語で日本を紹介する本をこれまでに3冊出版。「パリジェンヌはすっぴんがお好き」(ダイヤモンド社)好評発売ちゅー。
(アメンバーは家族限定です。申し訳ございません!)

「冬休み」というより、フランスでは「スキー休み」とも言うのですが、学校が2週間お休みでした。


我が家は3人揃って、滑れるけど、あまりスキーが好きではないので、この時期太陽を求めに移動することが多いのですが、今回は久々にアルプスの方に行ってきました。


泊まったのはここ!


ハイジの山小屋みたい💕


といっても山の上ではなく、シャモニーの街外れにあるのですが🤣


街からはモンブランが見えます!標高4180m!!


さて、夕食タイム。日本だったら鍋ですが、フランスではこれが定番。チーズ・フォンデュ🫕


ものすごい量のチーズで、旦那1人頑張ってくれたけど、娘と私はすぐにダウン。隣のテーブルは完食してた。さすがフランス人。DNAの違いを感じるわー。


翌日は有名な赤い電車に乗って標高2000mまで登りました。


最近うちの子になった、子犬のクッキーも一緒だったので、道中大丈夫かなと思ったけど、まだ2ヶ月のベビーなのでとにかくぐーぐー寝てました😊


頂上に行くと、メール・ド・グラスという、フランス最大の氷河を見ることができます。


20年前くらいに来たことあるけど、その時よりは30-40mくらい嵩が減ったらしい😭そして温暖化のため、このままだと2100年にはなくなってしまうらしいです。なんてこった。


さて、シャモニーの街には雪は全くありませんでしたが、ここまで来ると良質なパウダー・スノー💕


なのでその日は一日、雪遊びをしました。

クッキーも雪デビュー。


クッキーはフランスで大人気のミニ・アメリカン・シェパードです。オーストラリア・シェパードよりは小さく、中型犬。祖先は羊飼いだったので、働き者で忠実(らしい)。雪は好きみたい!


遊びすぎて、私の腕の中で爆睡してるところ。


その間娘が黒柴あんこの「雪あんこ」を作ってくあした。



雪が大好きだったあんこ。本当はあんこのために予約した場所だったんだよ。雪の中を大興奮して走り回る姿、もう一度でいいから見たいな、と泣いてたら、娘が「きっと今ここにいるよ」と慰められてくれました。そうだね、きっといるね。雪の中を自由に駆け回っているね。


翌日からは毎日アイススケート。


みんなスキーしてるので、アイスリンクはガラガラ🤣 楽しかった〜。


子犬もいるので、運動はそこそこで、ゆっくりまったり過ごすバカンスでしたが、こうやって新しい子犬と思い出作りをしていくんだな、とやっと前向きになることができました。


まだまだあんこロスが激しいですが、実際はあちこち家の中でおしっこ、うんちしてしまうクッキーに振り回されて、泣く余裕もない、という感じ?!


楽しさと悲しさと、まだまだぐちゃぐちゃですが、とりあえずお腹は空く🤣ということで、食べすぎた1週間でした。チーズ料理あれだけ食べてりゃ、ワインあれだけ飲んでりゃ、ね。


そして見てください、これ。


こんなタルトが数種類デザート・ブッフェにならんでたりするんですよ〜。食べるでしょ、これ。全部味見するっきゃないでしょ?


パリジェンヌ式に、食べる時は「思いっきり楽しんで食べる」。そして、バカンス後に「軽めに」と調整する。我慢は禁物。メリハリが大事。


一度きりの人生。短い人生。


悲しいこともたくさんあるけど、小さな幸せを噛み締める。これ、大事ですね。

我が家の黒柴あんこ。


3週間前、突然の事故で天使になりました。



あまりにも突然でした。

そしてあまりにも早く亡くなってしまいました。


今日で1歳を迎えるはずだったあんこ。


この3週間は、ショックと悲しみに悩まされ、息をするのも辛いくらいでした。


そして小さな命を守ってあげられなかったという罪悪感。毎朝起きると震え、そして嗚咽が止まらない日々でしたが、少しづつ、涙の量は減ってきました。


毎日、毎時間、毎秒あんこのことを気にかけながら生きてきたこの一年。ツンデレで独立独歩の典型的な柴犬、加えて自己主張が激しいパリジェンヌ気質を備えた、なんともキャラの濃い犬でしたが、だからこそ可愛く、日々一緒に過ごした私にとっては犬というより soulmateのような存在でした。


あんこの匂い、あんこの毛が家の中に残っていて、ふとするとそこにいそうな気がして、寂しくて、寂しくて、もう一度でいいからお腹をカリカリして、抱っこしたくて。もう立ち直れないかと何度も思いましたが、悲しんでる娘の手前、頑張らないと、という想いだけでなんとか今日まで来ました。


幸い娘は私よりも立ち直りが早く、反対に慰められる毎日。それが何よりの救いでした。あんこの祭壇を作ってくれたり、一緒に思い出アルバムを作ったり。


あんこシールもたくさん作ってくれました:








可愛い顔をして、シャンドマルス公園でネズミ狩りをするのが何よりも好きだったあんこ。


森が何よりも好きで田舎にいる時は日が明ける前に決まって私を起こしたあんこ。


お散歩はなぜかいつも狩猟モードだったあんこ。


ツンデレのくせに私が家を空けるときゅ〜んきゅ〜んと寂しがったあんこ。


スズメバチに2回も刺されて絶叫マシーンになっていたあんこ。


バルコニーから世界を眺めているのが日課だったあんこ。


草花の匂いを一つ一つ丁寧に嗅いでいたあんこ。


夢を見ているのか、しゃっくりのような不思議な鳴き声をあげながら爆睡していたあんこ。


おやつになんかに釣られるもんか、とトレーニング中のおやつを無視したあんこ。


大好きなお姉さんがいるコーヒーショップ周りをするのが日課だったあんこ。


穴掘りを始めると20分でも30分でも掘っていたあんこ。


全部、全部大好きだったよ。


今頃大好きな森を駆け巡ってるのかな。穴掘りしてるのかな。


私はまだまだ泣いちゃうけど、笑顔に戻ることができるように頑張るね。ちゃんと生きるね。


また会える日まで。



娘は友達のバースデー・パーティーによく招かれます。大概15名ほど集まり、テーマがあったり、レーザー・ゲームやトランポリンなどの余興があったり…。


でも、自分の誕生日は5歳以降、「パーティーしなくていい」と冷めていて、せいぜい仲良し2人を招くくらい。


母親としてはラクなので助かるのと、ちょっぴりさみしいのと…(パーティーをオーガナイズするの大好き人間)。


なので先日「仲良し3人呼んでパジャマ・パーティーしたい」と言われた時は「待ってました〜」と大喜び😆


パリでパジャマ・パーティーといえば、これ。



Tipiと呼ばれるテントですわ〜。


「そうなの?!」と目が点な旦那。

あったりまえでしょ、ガールズのお泊まりでパーティーと言えばこれなのです、これ。幾つも業者があって、テーマも選ぶことができます。ジャングルとか、海賊とか。


これ、一度やってみたかったんだよね💕

シンプルなピンク基調のテントにしてもらいました。


女の子の夢だよね、これ✨

名前付き!


あんこが大興奮して、自分も参加する気満々🤣


設営から退去まで全て業者がやってくれます。

ポップコーンやマシュマロまでついてきて、これは楽しい😀



寝る前にフェースマスクして、ネイルしていた女子力高い11歳児達。23時くらいまできゃっきゃ、おしゃべりしてました。


翌朝はブランチ💕


朝ごはん担当の旦那が全部用意してくれた。

飾り付けは私😆


みんなに遊んでもらって本当に楽しかったらしいあんこはこの笑顔☺️


混ぜてもらってよかったね。

私もはあ〜、満足!楽しかった〜!



また買っちゃった。大好きなミモザ💛


写真のレモン、実はロウソクです!

パリで大人気のコンセプト・ストア、MERCIで買ったもの。


このところ、あんこの避妊手術、娘の定期ワクチン、私の人間ドッグと、病院通いが多くてなんだか気が滅入っていたので、そういう時は:


Shopping therapy !!!!!


ということでメルシーへ。

ここは台所用品がめっちゃ可愛いのです。




このお皿😆


そして、バゲット・ロウソク💕


こんなクロワッサン・ロウソクも!


トートバッグも可愛い。


このバッグも可愛い。はあ、全部かわいい🩷


さて、術後のエリザベス・カラーもやっと取れて、全快したあんこ。


元気が有り余っていて、最近のマイ・ブームはリードで遊ぶこと。

娘と遊んでるところ。


最近お気に入りで着てた、ルイ・ヴィトンのビンテージ・コート、早速娘に取られた😅

なんなく着こなしてないか?!

恐るべしや、11歳のパリジェンヌ。


良い物はすぐわかるというか、さっさと取られる。


まあ、このコート、やや小さ目だったのだけど。


さて、リードと遊ぶあんこのベスト・ショット


その1:


その2(寄り目?!):


その3:


先週日火曜日に避妊手術をし、3日間はうんちもせずにケションとしていましたが



週末あたりからお散歩(とうんち)ができるようになり、月曜日からはいつもの体力と食欲回復。



首周りのブルー・ドーナツのような首輪は、傷口を舐めないように終日つけていないといけないのですが、これが嫌で嫌で、ご機嫌は悪い😅です。


あと1週間の我慢!


さて、大好きなミモザが出回る時期になりました💛


あまりもたないのですが、それでも家が太陽色で明るくなるので、ついつい買ってしまいます。


そして久々にこのルイ・ヴィトンのコート、出してみた。

超ビンテージ。一時よく着ていて、その後ずっとしまったままだったのが、こないだ片付けをしていて出てきたので着てみたら、娘に


「ママ、いつものよりずっといいよ」


と言われ🤣


そりゃそうだ。「いつもの」はSweden製の、毛布のようなコートで、文字通りそれを羽織っていると、羽布団をかぶってるようでちっとも寒くないのです。


穴掘りに夢中なあんこにつきあって、シャンドマルス公園を15分ほど突っ立ってる時もあり、重宝しているのですが、


「どうみてもコートというよりは「布団」」


と娘に指摘され…。


パリジェンヌの娘は鋭すぎて、時々閉口してしまいます🤣


でも、考えてみたら、お散歩ちゅーにすれ違う犬仲間、パリジェンヌもパリジャンも「お散歩ルック」をしている人が…あまりいない!


芝生やどろんこでも、革靴を履いたダンディなムッシュとか、こぎれいな格好をしたマダムとか。


おばあさんでもきちんとオーバーを着て、私のように「使い古して汚れてもいいレギンズ」、「防寒第一の羽布団」で出掛けている人は…いない!!皆無!!!


😱


そうか、そうか。


やはりここはファッションの都、パリ。

便利さより、あくまでもルックス重視。


「お母さんルック」がないのと同様に、パリジェンヌに「お散歩ルック」もないのか、と愕然とした今日でした。


娘に言われた通り、今日はルイ・ヴィトンを着てあんこのお散歩に行ってまいります。