イベント その2 | tAkknのblog
そして、ホーンセクション。







これも、イベントならではの演出。

演奏にも厚みが増して、イントロから「オッ!!」と思ったという意見多数。



短い期間と、限られた練習回数の中で、ブラスアレンジは大変でした。

が、その分、良いものが、いや、皆さんのお陰様で期待以上に良いものが出来ました!!







惜しむらくは…もっと元気な感じでいければよかったかも?

という点ですが、何せ妖怪で出てきたんでね。

ある意味ではシュール。

僕は嫌いじゃない感じで。







…ただね、まぁ、

L.E.A.P.のステージ自体は良かったよ。

としても、イベントとしては、成功とは言えませんでしたね。



出演バンドも集められず。

動員面でも、全然目標に達せず。



「数字が全てだ」

とか言うと、また色んなところで反発が起こるかもしれませんね。

実際、日記でも幾度となく話題にしたし、

「ミュージシャンは夢を与えるもの。現実的な話題はよくない」

的なご意見も頂きまして、有り難く頂戴しますけども。



でも、それでも「数字が全て」とまでは言わないにせよ、「数字は大事」です。







色んな誤算がありました。

DRUM Be-1と同系列である、DRUM FESTAの店長である原口誠、当然色んなバンドにもコネがあるし、参加バンドを簡単に集められるだろう、という楽観的推測。

minicar-sizeの時はほぼ僕が参加バンドを決めていましたが、

あの時と違って、僕はあまりタッチしてませんでした。今回は僕の色をあまり出さない方向で、と考えていたので。



イベント「ONE FOR ALL」でも、L.E.A.P.初ライヴのワンマンでも、FESTAがいっぱいになるくらいの動員を集めた。正直、これならBe-1でも、という過信があった。

でね、動員に関しては、新バンドって、楽に動員できるんですよ。○○さんが新バンド組んだってよ、じゃあ観にいってみようか。嫌でも注目度が上がりますからね。これは、解散バンドにも言える。最後なら、観にいこうか。友達的動員なら特に。

で、定期的に活動してるバンドの場合は「一回観たから、暫くはいいや」という空気が生まれる。今回見逃しても、また近い日程でライヴあるし、毎回大体同じ内容なんでしょ?って思われてしまう。

だからこそ僕らは、特にL.E.A.P.になってからは、新曲やります、いつもと違う演出を工夫します、って毎回知恵を絞ってきた。なのに、もう「暫くいいや」って思われちゃってるのか?もう飽きられちゃったのか?と考えるとかなりショックですね。

はっきり言って、楽曲も演奏もそこそこイケてる自信はあります。特別な演出なんかしなくても、充分いいライヴが出来る自信が。

それでも、新しい仕掛けを考えているのは、「L.E.A.P.のライブは毎回見逃せない」と認識されたいから、です。







こんなにライヴハウスでのライブを沢山やってるのに、予定も沢山入っているのに、



「路上いつやるんですか」



「路上楽しみにしてます」



と言われます。

楽しみにして下さってるのはあり難いし、少人数編成のL.E.A.P.も好きですよ、と言われるのも嬉しいことではあるのですが、

どちらかといえば不本意です。



タダなら、観に来てくれるってことか…。

僕らのライヴには1円の価値も無いのか…。



路上ライヴは、普段からライヴハウスに足を運んでいる人でなく、新たな客層をライヴハウスに呼びたいからやってます。

できれば、本来のL.E.A.P.を観て欲しい。充分な音圧で、最高の音響機材、照明機材でお客さんに楽しんでほしい。

路上は、言わば試聴盤です。無料お試しセットです。

無料の路上ライヴばかりやっていては、常に赤字です。活動を続けることは出来ません。



音響、照明、僕らが本当に見てほしいのはライヴ会場でのライヴ。

当然のことながら、それには入場料やドリンク代がかかってしまいます。

でも、その入場料は充分元を取ってもらえるように考えてます。他にない、凝った演出や衣装。毎回見逃せない、新しい試み。



だから、今回のイベント、良い内容に出来た。その手ごたえがあるだけに、もっともっと多くの人に観てほしかった。そういう面で残念です。



L.E.A.P.のライヴ、毎回見逃せませんよ!!