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追記なんですけどね。



あまりにも「暗闇を迷走する状態から抜け出した」とか「暗黒時代に終止符」とか、書きすぎたかなあ、と。

今まで観てくれたお客さんに暗闇minicar-sizeを見せてきたのかというと、そうじゃない。



僕らの中で不本意と思える状態でも、100%でなくても、ちゃんと「合格点」と思えるところまで持っていってからじゃないと人前で演奏しないし、ライヴはできません。

今までのminicar-size正式・サポート演奏陣って、まぁちょっと自慢できるような面子ですよ。豪華といってもいいかもしれない。

だからこそ、皆さん多忙でしたし、練習も、ホントに本番直前の数回しか出来なかった。それでも、その卓越した演奏力ゆえの飲み込みの早さ、理解力に助けられて、少ない練習でも質の高い演奏が出来たと思います。特にサポートが森田君・まー坊の時代はそんな中でも割と練習スタジオに入れたし、minicar-sizeにとって非常にいい時代だったと思います。



しかしながら、やはり週1とか2で練習をやっているようなバンドさんの一体感や息の合った感じはとても羨ましく思っていました。

楽曲には自信がある。MCも「武器」といってもいい、そんじょそこらのヴォーカリストには無いモノが有る。演奏力だって決して見劣りしないハズだ。なら、そこにバンドとしての一体感があれば、俺達スゲーんじゃないの?そういう自負はありました。



今回のライヴは、その「スゲー俺達」に一歩近づけたライヴだったかと。

ある方に、

「今まで観た中では一番"minicar-sizeの○○さん"って言葉がしっくり来るメンバーという感じがしました。とても良い感じに見受けられました。」

という感想を頂き、とても感激しました。



これから、スタジオセッションで曲を作り上げていったりするのが楽しみです。

なにせ「スタジオでの練習もただ『サポートメンバーさんにminicar-sizeの曲を教えて、覚えてもらう』という作業。」事前に音源を渡しますから、CDになっている楽曲しか練習できない。そしてライヴが終わればサポートメンバーさんは去っていき、また振り出しに戻る、という日々でしたから。



そう。「このライヴが終わったら、またメンバー探しにのみ、奔走する日々が始まってしまうんだ。」という虚無感からの脱却、これが、まるで光が射してきたような感覚なんです。



7/3の深夜の練習の時、僕ら普通に「いやぁ、バンドっていいね」なんて言葉を口にしてました。そう、この感じ。求めていたのは!って。



今まで、決して人気バンドとは言えない僕らを、あんまり盛り上がらないかもしれないライヴを、観に来て下さり、また応援して下さった皆さんに…もっともっといい曲を書いいて、いいライヴを…何よりも自分達が楽しんで演奏すること、その楽しさや嬉しさや元気や勇気を、もっともっと伝えたい。それが、僕らにできる最高の形での恩返しだと思っています。

これから突然、急に人気バンドになったりはしないんでしょうが(笑)僕らは、「例えたった一人でも、応援してくれる人がいる限り、全力で演る」というスタンスは決して変えません。



今回(のライヴ)は特にたくさん画像を載せたので、ご来場頂けなかった人にも雰囲気が伝わったでしょうか?



※画像提供はamaneさま