昨夜は一度も起きず
朝までグッスリ安眠できたL氏さん![]()
今夜からグッと気温が下がりそうだから
お腹壊さないかドキドキだわ💦
L氏がゆっくり寝られますように![]()
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少し前の話になりますが
姫ちゃんの腹腔鏡検査の様子を
担当医が詳しく説明してくれていたので
忘れない様に記録しておきます
~検査当日18時にお迎えに行った時の説明~
Dr.「実際に臓器が映っていますが大丈夫ですか?」
と担当医から確認後に(もちろん大丈夫)
お腹の中の様子(肝臓)を見ながら説明
※リアルすぎるので画像は部分的に
↑まず最初に【肉眼での異常】
まだら模様で白~黄色に見えている部分
肝小葉(六角形の物が蜂の巣の様に並んでいる)
→普通は肉眼で外から見える物ではない
顕微鏡で見て初めて分かるもの
Dr.「それが肉眼で見えている」
⇒六角形同士が繋がる間(結合組織の部分)に何かしら炎症が起きていたり、肝硬変の様に周りが硬くなってくるとこの様に見えることがある
【犬の肝臓は人と違い6枚の肝葉からなる】
・外側左葉
・内側左葉
・尾状葉
・方形葉
・内側右葉
・外側右葉
姫ちゃんの場合6枚の葉っぱ
どれも割とまだらに見えているそうです
部分的に少しマシな所もあるけれど
明らかに色が違ったりしていました
「胆嚢がプニプニしてて見にくいですが」
と言いながら肝臓をペラっとめくり
肝臓の裏側に何も無いか確認する主治医
そしてカメラの先に付いたハサミの様な物で
肝臓の組織を1分~1分半挟み採取
(しばらく挟んでいると自然に千切れる)
※カットした部分にはスポンジ状の血止めを置いて
血が出た場合に固める対処をしていました
姫ちゃんは出血が少なめだったそうです
待っている間も他の部分を観察しながら
全部で4か所(違う葉)の組織を採取
では、腹部エコーで見えていた
あの白い領域はどこなの?
びまん性と言って
どの部分も同じに見えるけれど
尾状葉だけピンク色で他と色が違っている
他の葉っぱが生レバーみたいなのに対して
この部分だけ鮮やかなピンクで
血が滲んでいるみたいな色(明る過ぎて異常)
Dr.「おそらく尾状葉が、あの白い領域に該当している部分だと思います」
細胞を採る時も他の部分と違い
掴んでも脆くブチュっと潰れる感じ
取り出した細胞同士を比べても
尾状葉のは肉眼で見ても黄色味がかっていた
尾状葉の部分は重なっているけれど
腹部エコーにはちゃんと映ってたんだね
~続けてCT(造影剤入り)の説明~
※撮影の仕方など細かい説明は省略
目的として
肝臓に映ってくる病変自体が
タイミングによって見える時、見えない時
その映るタイミングでどこが強く見えるか
ある程度パターンがあるので
癌なのか(白く映る)そうでないのか
時間をずらして(20秒→40秒→2分)撮影し判断
Dr.「どこかのタイミングで白くくっきり見える所は殆ど無い(若干色ムラがある程度)」
「色んな所に何かボコボコと血管が豊富な、いわゆる腫瘍(癌)を疑う可能性はCTを見る限り低い」
この時点ではまだ
病理検査の結果は出ていなかったけれど
悪性腫瘍の可能性よりびまん性の炎症の方が
疑われるとのことで少し安心しました
【脾臓のできものについて】
こちらもCTで確認したところ
できものは映っているけれど
薄く抜けている程度
※いわゆる悪いものであれば
血管が豊富にあるので白く強調される
姫ちゃんはどのタイミングで見ても
黒抜けして映っているので
血管が豊富なできものではないことが分かる
腹腔鏡&病理検査の結果
肝臓・脾臓に関して緊急性は無いので
今後1年に1~2度の経過観察で大丈夫
との診断でした
いつもの様に
聞き間違い&記憶違いなどあると思いますが
あくまで家族用の記録なので
どうぞ適当に流してくださいませm(_ _)m
今日も一日お疲れ様でした![]()








