天災の前には人間、そしてどんな最先端の科学をもってしても

人間とはいかにとるに足らない程小さな存在なのか。


恩恵を与えてくれると同時に「無」にする力も併せ持つ。


そして私達はその大自然に生かされている。


破壊ではなく共存。


人類の英知が遥か及ばない程のパワーを持つ大自然。


大津波で家をはじめ全てを失ってしまった方々も、またその大津波に襲われた

その地に戻りたい、と言っていた。


きっとその地に住む方々は私達には感じる事の出来ないその土地の空気、パワーを

感じているのだと思う。


だからこそ、報道されるような甚大な被害を受け瓦礫の山となってしまった町並みを見ても

その町を、その土地をまた復興させようと思うのだと。


人間は強い。


命があればまたそこから這い上がる事が出来る。

目に見える財産というものを失ってもなお、再建を目指して前を向く。


生きている私達が諦めてしまったのでは無くなった方々にどう顔向けできるだろうか。


だから私達は力を合わせて前に、前にと歩みを止めてはいけないのだと思う。



大津波に家族をさらわれてしまった方の言葉が忘れられない。


この土地で海の恩恵を受けて生計を立てていた。

この津波で家族を失った事は深い深い悲しみだが「海」を恨んではいない。



TVで見る海は以前のように柔らかく波打ち際に寄せては返す優しい表情だった。