の続きです。
その後は平成の大修理真っ只中の唐門、廻廊です。
アクリル板で囲われた中で作業は行われてました。
扇風機がいくつもいくつもあったのですが、これはこの夏の猛暑の中、囲われた空間で
作業なさる方々にとって唯一の涼をとる方法だったのかな、と思うと頭が下がります。
それとも作業に必要だったのかしら?
でも見た時は扇風機は止まってたからやっぱり暑さ対策!?
繊細な作業ゆえ指先に神経を集中させて一筆一筆描いていくのは
とても大変なことだと思います。
どうぞ作業に携わる方々、怪我なきよう世界遺産の保護、修復に頑張ってください。
そして御本社ですがもちろん撮影禁止。
襖に描かれた麒麟(だったはず)、天井の龍。
どこを見てもその素晴らしさに立ち止まるほど。
拝殿に続く本殿との間に石の間があるのですが、そこはもう現世とは思えないほどの空気。
ヒンヤリと人々のざわめきさえも吸い込んでしまうような神々しく静かに重厚な輝きを湛えた
石に思わず息を呑みました。
しばらく石の間の前に息子と立ち、その厳かな空間に深く何度も深呼吸しました。
拝殿のかたわらでは大改修の際に取り替えられた材木を加工したお箸が売られていました。
これは大修理を行ったタイミングでしか出ないものなので(当然ですね)ありがたく三膳
買わせていただきました。
大事にしまわず、日常使いしてくださいとのお話でしたので早速使いたいと思います。
次にこのお箸が出るのは次の大修理の時ですものね。
拝殿を後にし、次に向かったのは神輿舎。
ここには徳川家康、豊臣秀吉、源頼朝の三基の神輿があります。
それぞれに家門が入っていていました。
天井には三人の天女の絵が描かれていました。
それぞれに意味があるものなんだろうと思いますが、本当にどこを見ても凄いっ!!
という言葉しか出てきません。。。
その後は鳴き龍で有名な本地堂(薬師堂)へ。
こちらも撮影禁止だったのですが、ここでは天井に描かれた迫力のある龍が何とも澄んだ音の
鳴き声を聞かせてくれました。
龍の顔から離れた場所で拍子木を打つと響かないのに、顔の真下では天井と床と共鳴して
甲高く澄んだ音が響き渡るのです。
ここでは他に薬師十二師も祀られていて、生まれ年の干支毎にご本尊もあります。
ちゃんと自分の干支の守り神の前でお参りしてきましたよ。
この薬師堂の中で龍の鳴き声とされる拍子木の澄んだ響く音を聞いていたら
足がガクガクと震えたのには驚きました。
そしたらさすが親子?息子も全く同じように足がガクガクと震えていて
二人で「触ってみー」と確認しあいました。
鳴き龍のパワーでしょうか?
この薬師堂の中で売っている鈴は他のところで売ってる鈴と音色が違うのです。
心洗われるような音色で、あの音色の鈴はそこでしか買えないと分かっていたら
買っておくべきだったなーと後悔しました。
もうちょっとだけ続きます。



