ワタシははっきり言って甘え下手だ。


可愛くおねだりと言うものがどうも出来ない。

もうひとついうと「買ってあげるよ」というフレーズも苦手だ。

全身こそばゆくなってくる。


素直に「うわぁ~、嬉しいはぁと」ってカワユク言えたらどんなに人生得してきたか。

そう思うと、ワタシのこの性格を呪わずにはいられません。


ワタシの悪い癖というか性というかそのプレゼントのウラを読んでしまうのですよ。


女性同士、友達同士なら気軽にプレゼント交換も出来る。

でも異性から、となると話は別だ。


旦那とて例外ではない。


誕生日や結婚記念日とかならまぁいただく。

が、何でもない時のプレゼントというのはウラを読んでしまうのだ。


何かやましい事あるな?とかコレあげるかわりにアレ買ってってくるな、とか

考えてしまって必要以上にお断りをしてしまう。


そこで借りを作ってしまうと後で返さねばならない。

ならば借りは作らないほうがいい。


そんな風に考えてしまう可愛くないオンナ、それがワタシ(笑)


例のバブル時代に遡るが、当時出会った男性がそんなワタシを決定付けたと思う。

1度目はパーティで出会った。2度目は遊びに行ったお店で偶然出会った。

その男性は大地主の息子で、自分でも不動産業を営み、甘えてくるオンナのコに「買って~」と

ねだられれば、ブランド物をホイホイ買う人だった。

でもクセの強い人で回りからは気難しい人と思われてた。


そんな人に気に入られるもんです、ワタシって。(笑)

こちらは彼氏もいたしその気なしなのに、とにかく会うたびにプレゼント攻撃。

ヴィトンやらシャネルやらティファニーやらとにかく持ってくる。

もちろん、ウラを読むワタシは一切受け取らなかった。

ご機嫌を損ねた彼は回りのオンナのコやテーブルが隣の知らないオンナのコに

それをあげちゃってた。


そしたらある日、「何だったら受け取ってくれるんだ!?」となかば逆ギレ。

何かをコイツから受け取ったら付き合わなきゃいけなくなる、そう直感したワタシは


「モノはいらない。買ってもらわなくても自分で好きなもの買えるから。

ん~、しいて言えば1ヶ月くらいハワイでも行ってゆっくり過ごしたいからとりあえず500万くらいかな」


なんて言ってみた。

その人は無言で席を立った。

あ、怒ったな。そう思った。


そしたら2,3分後に戻って来て黙って席に着いた。

うっ、気まずい。。。何か喋れ!って思ったね。


回りが気遣う中15分くらい経った時、見た事のない人がその人の側に来て、何か耳打ちしながら

小さいセカンドバッグを渡して去って行った。


その人は無言でそのバッグをテーブルに置いて


「これなら受け取ってくれるんだな。俺の本気の気持ちだ」


って。はぁ??とその人の顔と置かれたバッグを交互に見るワタシを他所に友達がそのバッグを開けた。

そしたらそこには1000万の帯の付いた現金の束が!!


軽々しく言ってしまった事にものすごーーーく後悔した瞬間だった。

それと共に引くに引けないあの空気。

今でも思い出すとドヨーンとした気持ちになってくる(笑)

今だから笑い話で済むけどあの時のワタシは心臓が口から飛び出すんじゃないか?と思う程

全身が心臓になったようにドクンドクンと脈打ってたよ。


「バッカじゃないの!お金出されて受け取るようなオンナに見られてたわけ?見下げないでよ!」


と言って逃げるように店を出るのが精一杯だった。

・・・自分で現金と言っておきながらなんですけども(笑)


その後しばらくその人と会いそうな店には行かず、当面自宅謹慎してた。

会ったら気まずいし、交わす言葉もないし。。。


その後、その人がどうなったかは知らない。


でもそんな事があったから余計にプレゼントのウラを読むようになってしまったのだ。

今だったら神経にも毛が生えて図太くなったので

「あら~、ありがとう。じゃあ気持ちはいらないけど現金だけいただくわ」

くらい言えそうな気がする。(笑)


でもやっぱりウラを探ってしまうクセは抜けないだろうな。


あーなんだか思い出話になっちゃいましたヾ(´▽`;)ゝ


そんな時もカワユク賢くスルー出来るオンナになりたいですね。

一生かかっても無理だろうけど。