失ったら生きていけない感覚はなんだと思いますか?
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。
どれでしょう?
この話、いつ聞いたのか、読んだのか、覚えてないんです。
うっすらとラジオで聞いたのかな~と思ったりもするんですが、はっきりしません。
何年も前だったことは確かです。
私、どうも時系列でいつ何が起こったのかが、他のこともはっきりしなくて・・・・。
それなのに、あるひとつのことが記憶にしっかり残っているんです。
お父さんと息子。
息子は命が危ない病気で、お父さんはお金がない。
たぶんそんな設定。
息子を助けるために、父は ひとつ ひとつ 感覚を手放していく。
「笑うセールスマン」のようなイメージを覚えています。
〔笑うセールスマンというオカルト的な教訓的なテレビアニメがありました。〕
感覚を手放してもお父さんは絶望しなかった。
息子のためだから。
だけど、最後の最後・・・・。
「触覚」がなくなると・・・・。
目が見えなくても、息子は感じられる。
耳が聞こえなくても息子は感じられる。
味を感じなくても 息子は感じられる
匂いを感じなくても 息子は感じられる
だけど
触覚がなくなると・・・・。
あたたかい息子の存在を感じることができない。
それが悲しくてお父さんの絶望につながって・・・・というお話。
結末はどういうものっだったのかも覚えてませんが、
「触覚」が無くなったときのこと、その時初めて考えてみて、想像してみて「怖い」と心底思いました。
そのお話の悲しさと相まってずっと記憶の片隅に残っています。
温かさを感じることは人間にとって、生き物にとってどれほど重要であるかということ。
“ふれあい“の大切さは乳幼児期だけでなく、すべての人間にとって大切だということ。
昔のチャーミーグリーンのCM。
手をつないだ老夫婦 がスキップして楽しそうなCM。
これがわかるのはアラフィフからかな!?~。
夫婦で手をつなぐことが習慣になっていたら、他の人の手を握らないんじゃないかな。
(いまどきの不倫報道で思うこと)
親の介護の年代のアラフォー、アラフィフのみなさん。
ハンドトリートメントしてあげるって、手を握ると優しくなれるし、話も聞いてあげられる。
そんな時間がもてたら、介護がすこーし楽になるのかな~と思っています。
スキンシップはストレスを軽減して癒しの力を発揮します。
アロマトリートメントは服の上からとは違う気持ちよさをもたらします。
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