和笑が生まれる前に生後8ヶ月になったら
楽しく通えるように申し込みをした子ども園

入園許可通知をもらい
元気に通うつもりでいた子ども園

和笑は重症心身障害児だからと
ママが勝手に入園を諦めていた子ども園


和笑が重症心身障害児であると伝えても
入園許可を取り下げず
「面談をしましょう」とご縁を繋いでくれた園長先生に会いに行きました

子ども園は門を入ると
子どもたちのなんとも無邪気な
溢れ出す元気なパワーでいっぱいでした

こんな『場』に和笑と一緒に来ることができて嬉しく思うことを園長に伝えて先ずはお礼を言いました


園長先生は女性でおばあちゃん先生でした
(笑)


鼻からは経管ミルクの管が出てて
筋緊張で身体は側弯していて
目も開けず首も座っていない
そんな和笑を見て
「よく来てくれたね」
とご挨拶をしてくれました


面談には
園長先生ともうひとり
乳児担当の主任先生が同席しました


ママは和笑が生まれたときに
17分間心肺停止状態で呼吸がなかったこと
それから
生きていることも奇跡と言われるのに
医療機器なしで元気に成長・発達している和笑の自慢話しをたくさんしました(笑)


先生たちは
改めて和笑を見て
「よくがんばってるね」
と褒めてくれました

それから
今の和笑の身体の状態、生活の状況、注意することなどを細かく話しました


身体の状態については
左足の股関節の脱臼や
右足の筋緊張による外旋(外向きにねじれてること)
それから
体温調節が苦手なこと
特に、寒い時期の低体温は34度台になることもあると伝えました

生活状況については
吸啜反射がでず生まれてからずっと経管でミルクを注入していること
でも、諦めずSTの先生と一緒にずっと哺乳の練習を続けていること
首はまだ座っていないこと
目は開くけどまだ視線は合わないこと
声をだして泣くことがないこと
手はギュっと握る把握反射はあること…

他にも思いつく限りの今の和笑のことを
正直に伝えました

そして、
どんなことも今はできていなくても
和笑はできるようになる!と信じて
毎日色んなことを練習したり、チャレンジしていることを伝えました

園長先生は涙を浮かべながら
「和笑ちゃんよかったね、いいお母さんを選んで生まれてきたね」とママと和笑を労ってくれました

そして、
「この子は今の話もちゃんと聞いている」
「できることをしっかりがんばって立派に今を生きている」

そんな風に和笑のことを褒めてくれました

ママは嬉しさと
認められた、受け入れてもらえた
そんな喜びに涙がいっぱい溢れ出しました

和笑のことだけじゃなく
ママのことも認めて褒めてくれることに
感動すら感じながら
涙だけじゃなく、鼻水も止まらず
箱のティッシュを差し出されるぐらい
嬉しさにママは号泣しちゃいました
(笑)

そして
いよいよ本題に…
和笑が子ども園に通うことが
できるか、できないか

話は次へと続きました


ここからも
園長先生の号泣キーワードが
いっぱいありますが
続きは
『保育園に通うまでの道のり④」
でお伝えします


読んでくださり 
ありがとうございました

ALOHA
Lealea tocco