お皿洗いが手肌にしみる季節になりました
冬になると空気が乾燥して、気温もグッと下がって肌がかたくなります。
特に手洗いや水仕事などで手が水でぬれたままだと乾燥がすすみ、自分で触るのもイヤになるほどのガサガサ手荒れに。
手荒れがひどくなると、あかぎれになり、手のどこかしらから常に血がでているような状態にも。
もともと手は顔と違って、色々な物を触るためにバリアゾーンとしての角質層が厚くなっていて、刺激からも守られています。
その分、うるおいをキープしにくい構造になっており、さらに皮脂腺も少ないため、肌が自らうるおいを守る皮脂膜のベールも薄くなっています。
その肌が乾燥すると、さらに皮脂膜のベールが薄くなり、外的な刺激の侵入を防げなくなってきます。
うるおいはどんどん逃げ、外部刺激を受けやすい状態になり、ひびやあかぎれ、手荒れになります。
そのため、ひびやあかぎれ、手荒れには皮膚の水分蒸散を防ぎ、皮膚の水分の減少を防ぎ、皮膚機能を正常に維持する事が大事です。
皮膚の水分蒸散を防ぐ方法としてはシアバターを使う事がかなりおすすめです。肌にピッタリとくっつき、密着性の良い油分で、皮膚の水分蒸散をおさえてくれます。
また、ワセリン等のように油性感が強くなく、ベタベタする等の感じは少ないと思います。
また血管の拡張・収縮の調整機能がうまく働かなくなり、血管からしみ出た物質によって炎症がおきると、手足の指などが赤く腫れるしもやけになります。原因は体の末端の血行障害です。
しもやけ、あかぎれのケアには血行促進効果のある精油を選ぶと有効です。
今回はしもやけ、あかぎれにアロマハンドクリームでケアの提案です。
ゼラニウム・エジプト 4滴
ラベンダー・スピカ 5滴
ローズマリー・ベルベノン 5滴
ラベンダー・アングスティフォリア 4滴
シアバター 15g
ジェル基材 10ml
【準備物】
各種精油、シアバター、ジェル基材、30mlクリーム容器、100mlビーカー、ミニヘラ、ミニ泡立て器、湯煎用の容器、シール
①まずシアバターを15g、ミニヘラで100mlビーカーに入れて量ります。
この時、面倒くさがって容器に直接シアバターを入れると、混ぜるのが大変になるので要注意
②湯煎してシアバターを溶かしてから精油を入れます。
③各種精油をブレンドしたら、ミニ泡立て器でよーく混ぜます。
この時、ミニ泡立て器でなくても混ぜれるものがあればOKです。
④ジェル基材を10ml分、投入します。この時、僕は大まかな感じでします。
⑤油分と水分を混ぜるので、本気で混ぜます。本気で混ぜないと分離します
ジェル基材を入れる事で使い心地がさっぱりに仕上がります。
⑥30mlクリーム容器に入れます。この時、またミニヘラが活躍します。
⑦完成!あかぎれ、しもやけ、手荒れのケアだけでなく、濃度が3%なので、僕は5歳の娘の乾燥肌対策に使うつもりです。
今回、登場した精油は下に簡単に紹介します。
ゼラニウム・エジプト
スキンケアに有効な精油の1つ。殺菌作用や止血作用、血管を収縮させる働きにより血行促進も期待できる精油です。
ラベンダー・スピカ
ケトン類を含み乳幼児、妊産婦、授乳中の女性、神経系統の弱い方、てんかん患者さんは注意が必要ですが、あかぎれによって出来た傷には一番効果的かもしれません。
ラベンダー・アングスティフォリア
多くの症状に効果的な精油で非常に便利です。皮膚炎、湿疹、乾癬、かゆみ、傷の再生などバランスが非常に良い精油です。
ローズマリー・ベルベノン
使える範囲が広く乾燥した皮膚、荒れた皮膚、シワなどに効果的な便利な精油です。
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「アドバイザー基礎講座が受講できる認定校」
北海道:ヴィーヴル 詳細
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長野県:aroma-Bambino~アロマバンビーノ~ 詳細
愛知県:アロマドロップ 詳細
石川県:アンスリール 詳細
福岡県:ケアサロンBrest. 詳細
僕が講師を務めるアドバイザー基礎講座は年内に終了予定です。
2月17日(土)18日(日) 名古屋 詳細
2月27日(火)28日(水) 横浜 詳細
3月10日(土)11日(日) 仙台 詳細
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