この記事は、過去を振り返って書いています。
実際には母は2019年秋に他界し、
私の甲状腺の手術は2020年2月に終了しました。
甲状腺癌の事はもう少しあとで投稿しますので
しばらくお待ちくださいね。
 
母がほとんど眠っている状態になって3日。

朝覗きにいくと、父が昨晩は痛みがひどくなったみたいでずっとついてたって。

そろそろかな?

父の体力も心配だし、妹と交代で晩だけでも
付き添いしようと相談。

父が少しマッサージに行きたいからって
一時間交代。

薬が効いたのか、すごく穏やかな顔で寝てた。

横に座ってると
突然目をあけて、パパは?

パパ?仕事だよって答えると。
いつ帰ってくるの?って。

ハッとした。
これがせん妄ってやつなんだ。
パパって私の旦那じゃなくて父の事?
昔はパパって言ってたよね。

そこから、子どもみたいに
パパは?早く帰ってきてー。会いたい。
ってだだっ子みたいに。

あっもう私の事わからないのかな?

そういえば妹が心配してたな。
急に人格が変わったりキツい事言われても気にしちゃだめだよって。

私は娘に言うみたいに
もう帰ってくるからねー。となだめた。

そしたら少し静かに目をつぶった。
と思ったら
パッと目をあけ、ハッキリ私の名前を
○○ちゃん、ありがとう。って

そんなドラマじゃないんだから。
私の方がありがとう。って返事したら

もうあとは、パパに会いたい。迎えにいくー。
の繰り返しだった。

そして父が帰宅。

状況を説明。
もう私は十分だった。

最期は二人にしてあげようって。
買い物があるから又あとでくるねって
部屋を後に。

一時間後、父から早くおいでって電話。
10分で行ったけど間に合わなかった。

でも後悔はしてない。
だって母は父に最期に一緒にいてほしかったんだから。

この日は父の誕生日。
だから花束代わりに買ってきたよ。

旅立ちにふさわしい、豪華な花束を。

最期まで娘達には何の迷惑もかけない
尊敬すべき母の旅立ちでした。

いつの日か、又会えたら
誉めてあげるね。

ありがとう。ありがとう。

父はすぐにでも追いかけたいみたいだけど
もう少しだけ
孫たちの面倒を見てもらいたいから
ちょっと待っててね。

今年の父の誕生日。
一周忌で孫が全員集合したよ。
母の最後の父へのプレゼントなんだな。

一周忌にケーキを食べるヘンテコな
楽しい一日になりました。