意外かもしれませんが、春先は汗腺機能の低下と寒暖差が激しいことにより、1年で最もワキ汗や、汗のにおいが
強くなるピーク期といわれています。
また、春先は人間関係や生活環境が変わることも多く、ストレスを感じやすい時期。緊張や不安を覚えると、交感神経が優位になり精神性発汗が生じ、刺激臭を伴うアンモニアが発生しやすくなります。
ストレスでかく汗は、普段の汗とは違い、一気に排出されミネラル分などを再吸収する間もなく体外へと出てしまうので、
『悪い汗💦』になりやすいんです💧
『汗』は、おもに水分からできていて、皮膚にある『汗腺』から体外へと排出されていきます。
汗をかけばかくほどその働きは活性化され、逆に汗をかかなくなると弱まっていきます。
もともと汗はほとんど臭わないのですが、汗の水分には、ミネラル、ぶどう糖、アミノ酸、乳酸や尿素などの微量成分が含まれています。このような微量成分が皮膚の常在菌(微生物🦠)の働きによって分解されると、体臭のもとになるジアセチルと言う『皮膚ガス』が発生します。
ちなみに、ジアセチルは、30~40代の男性から比較的多く検出されるそうです
汗のにおいが気になる原因は、実はこの汗腺の働きが弱まって、汗の中の不純物の割合が多くなっているからなのだそう。
不純物が多く混じった『悪い汗』は、大粒で蒸発もしにくく、大量に排出しないと体温を下げられないうえ、汗のニオイも強くなります。
そして、『悪い汗』は、おなかにも悪い影響を及ぼします。
『悪い汗』で体温を一定に保つには、大量に汗をかかなければなりません。そのため、体内の水分量が必要以上に失われてしまい、脱水症状をおこしやすくなります。結果、腸内の水分が少なくなり、お通じが滞ってしまう可能性があるのです。
また、『悪い汗』をかいているときは、先程もお伝えしたように自律神経の中でも交感神経が優位になっています。すると、副交感神経への切り替えがうまくいかず、副交感神経が司っている腸のぜん動運動も滞ってしまうのです
では、『良い汗』をかくためには、普段からどのようなことに気をつければいいのでしょうか。ここでは、3つのポイントを紹介します。
《ポイントその1》
汗腺を鍛える
臭いがきつくなりやすいベトベト汗をかかないためには、汗腺を鍛えることが有効!
汗腺を活性化するには、長い時間をかけて、ゆっくりと汗をかくことが大切なので、ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。適度な運動をして汗をかくことで、汗腺を衰えないようにすることです。
お風呂では湯船に浸かることで汗をかくのも役立ちます。約41℃のお湯に15分程ゆっくり浸かります。
2、3週間続けると汗腺が鍛えられ、サラサラの汗がかけるようになります。お風呂はストレス解消にも役立ちます。
《ポイントその2》
汗を無理に抑えない
入浴後や帰宅後など汗をかいている時にエアコンで急激に室温を下げると、汗腺が閉じ、体温調整ができなくなってしまうので、汗を無理に抑えないよう暑くても5分ほど経ってからエアコンをつけるようにしましょう。また、冷房は27度以上の設定を心がけ、扇風機やサーキュレーターを併用し、できるだけ急激な温度差を繰り返さないよう適度に汗をかく習慣を身につけましょう。
《ポイントその3》
隠れ家サロンLe’aLe’aでケア
私のサロンでは他のサロンさんでは、おこなっていない、珍しい施術方法で汗腺を鍛えるケアを実施しています。
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自分のペースを乱さず過ごすことも大切
環境の変化や緊張、不安があると精神的な発汗が増え、臭いのもととなりますので、リラックスして副交感神経が優位になると、アンモニアの発生は減少しますので、自分のペースを乱さずご自分にあった方法で過ごすことも大切なようですね