彼のお誕生日のデートのお約束をしていたら…。


彼がとんでもない提案をしてきました。




「わかった!

1時までディズニーランドにいよう!」



は?ゲロー



私「その後は栃木の奥さんのどこに行くの?」




「…。」




私「やっぱりあなたと奥さんは普通の結婚なの?偽装結婚じゃなくて?」




「普通の結婚じゃないよ。僕は君を愛していて、君と結婚したい。」




私「なにこれ?私って愛人なの?」




「違うよ。

それなら今すぐに離婚してくるから、僕と結婚してください。愛してるのは君だよ。」

 



私「でも奥さんって明らかにあなたが好きだよね?」



「それは僕が仕事しているから、あれは僕が必要なだけだよ。

あれは仕事も家事もしないで、毎日昼過ぎに起きてスマホのゲームをして、布団すら干さない。

ご飯すら僕が作る。


あれは子供嫌いだし、料理や掃除ができないから、子育ては無理だ。

僕はこんな人生いやだ。


あなたは良い奥さん、良いお母さんだから、あなたと結婚したい。」




心の中で、

私も思ったな。


失業して、ずっと酒を飲んで、動かない主人がいやだ。

私が仕事から帰ると、全く動かないで気絶しているように倒れている主人なんかいやだ。

声をかけると暴れる主人がいやだ。


なぜ離婚しなかったのかと言われても、

意識がない廃人と、離婚の話すらすすめられなかった。

行政や警察に相談をしても、法的や力で、気絶するように倒れて反応もない主人を、家から追い出すことや施設に入れることが何年もできなかった。



でも。


私「お誕生日は、私と奥さん、半日ずつ過ごすの?

じゃあ私はいいや。

あなたは奥さんと一日過ごして。」




「い、いやだ!君と過ごしたい!わ、わかった!君と一日中過ごす!栃木は行かない!」

 



私「いや、もういい。」




「そんなこと言わないで!」



これ、お誕生日のディズニー・チケットはまだ買わないでおこう。 

絶対なんかあるよね。笑い泣き