8日の予約外受診後、相変わらず下痢と食欲不振は続いていたけれど、ロペラミドを飲み、なんとか口に食べ物を詰め込みながら、12日までがんばった。その頃には「先生、これはキツ過ぎます、減薬して下さい」って申し出ようと思い始めていた。(再発がこわくて、減らしたくなかったけど)もう無理です…って、それぐらい弱ってきていた。


正直、ベージニオを飲み始めてから約1ヶ月、真綿で首を絞めつけるような、ジワジワと衰弱する感じが、抗がん剤治療中より辛かったんじゃないかと思う程に。


12日、病院の日。血液検査の結果、数値が下がっていた。私から申し出るまでもなく、先生からは「減薬は必至。そして、2週間ぐらい薬を休憩しませんか」とのお話。(8日に少しだけ数値が上がっていたのは、なんらかの炎症反応でちょっと上がっただけで、これまでの数値の経過をみると、どんどん下がってきている、との見解)

私は内心ホッとした。「しばらくあの薬を飲まなくてもいいんだ、あぁ嬉しい・・」と。2週間休薬することにした。

その日の午後は気分が良かった。あー少し休める、下痢も落ち着いて、美味しく食事がとれるようになるかなぁ、何食べようかなぁ、と少し浮かれ気分。しかし、この[いい気分]は短命だった。



私のブログに訪れて下さった方、読んで下さっている方々、いつもありがとうございます。


(※ここに綴ってある薬に関しての副作用は、私個人の体験に基づくもので、副作用にはかなり個人差があると思います。)