何もないところから来た


温かいぬくもりを感じた


愛する人をみると


幸せな気持ちになった


いつしか


愛する人のお顔をみて


心が揺れ動くようになった


捉えどころなく、つかめない


そして勝手に動くココロ


愛する人のお顔を明るくするために


無力ながら、精一杯がんばった


でも・・・


自分にはそんな力はないのだと


自分は何もできないのだと


そんな風に感じるようになった


それから、避けるようになった


愛を伝えることも


愛を表現することも


愛を求めることも


愛を受け取ることも


あの時得た傷に


誰にも触れられないよう


その傷を二度と観ないように


閉じた


閉じてみると、楽になった




それから、長い年月を経て


自分に愛する人ができた


それは、小さくて可愛いわが子だ


しあわせな子であってほしい


そう願って、見つめながらも


どう愛していいのか


どう伝えていいのか


わからなかった


いや、今でも迷うことはある



でも、そのたびに聴いてみると


わたしの中の子どもの私が教えてくれる


「ねぇ、どうしてほしいの?」


「本当はお母さんになんていいたいの?」


「どうしたの?」



あの時は、当時の自分なりの経験をもとに


本当にいいたかったことは


言っちゃいけないと


かんちがいして大きくなってしまったんだね


子どもでいていいじゃない


だって、子どもだもん


いっぱい泣いて


いっぱい失敗して


いっぱい喜んで


いっぱいワクワクして


いっぱい怒って



いいんじゃない




わたしの中の子どもの私が


閉じられた部屋からやっと出てきたとき


溢れんばかりの喜びとともに


カラダの緊張がいっきに解けた


その経験ができたことを


今しあわせに思う



いつでも、どこでも


記憶とともにいる


それは生きるうえで必要なこと


記憶がなければ、ここまで人類が進化を遂げることは


なかったと、どこかの学者の方がTVでおっしゃってた




たとえ、閉じてきた記憶であったも


もう見たくない記憶であっても


もし、もう持ってる必要のないものだと決心がついたら


いつでも待っているよ


私たちの中の子どもの私たち




さぁ、大人になって


今ここで私ができること


始めてみようかな





ありがたい日々