leafmoonです。
さて、前期入試も終わったところで。
皆さんお疲れ様でした。
書くと言ってから何日も経ってしまいましたが、早速執筆致します。
まず、推薦入試の受験を決めてから一次試験までのことを書きます。
推薦入試を受験することを正式に決めたのは、高校3年生の春頃です。
理由は、東大を2回受験したかったから。
合格するチャンスを少しでも増やしたかったのです。
一次審査は書類審査なのですが、そこで提出したものは以下のもの。
①志願理由書
②事前提出論文
③実績を示す賞状と論文
それぞれについて説明していきますね。
①について
志願理由書は、
1、自分が文学部の求める学生像に合致していると思う理由と、今までの活動について(800字)
2、自分の事前提出論文の内容をまとめつつ、大学で専門的に学びたい分野とその理由について(1200字)
3、文学部卒業後にしたいことについて(800字)
の3項目あります。
1の項目は、募集要項の、求める学生像の欄をよく読んだうえで、高校3年生までの(浪人生は浪人している時も含む)活動をふまえて、書くことが求められています。
つまり今までの自分のやってきたこと、そこから学んだことが、文学部っぽいぞ!と伝えられれば良いわけですね。
実際に文学部の募集要項を見てみると
人間のさまざまな精神的営み(言語・文化・思想・芸術等)や、人間の織りなす社会の歴史と現代の諸問題に関する探究心に富み、自らの考えたことを口頭発表や論文などを通して他者に伝える能力を有し、将来、社会的な貢献が期待できる学生。
と書いてあります。
この中で1の項目においてアピールすべきは、主に「人間の~富み」のところです。今までの自分の経験を振り返り、主ににどんなことに関心を持ってきたか、ということを分析し、自分の軸となる関心や興味について書きます。
私の場合は、今までのバレエと演劇の経験をふまえて、舞台というもの、そして演劇との出会いにより、言葉に興味を持ったということを書きました。
そして最後の方にスピーチ大会などの実績や自分の関心に合うことで、何かボランティアなどしていたら書くと良いと思います。学校の授業の時に、クラスの人達の前でプレゼンテーションをしたことや、研究をしたことなど、実績と言っても、些細なことで良いと思います。文学部の場合は、外部のコンクールで優勝しているといったことを示す必要は必ずしもありません。
では次、2に関してです。
2については、事前提出論文の要約能力もかなり見られてるかなと思ったので、そこはしっかりやりました。実際、一般入試の東大の形式をみても、読解力と要約力が求められているのが分かります。自分の論文をきちんと読解して、要点をまとめる能力がここで見られているわけです。
後半部分に関しては、どこの学科を考えているかということも含め、具体的に書きました。私は演劇の脚本研究をやりたいと考えているので、どの作家をやりたいか、どの方向からやりたいか、また行き先として日本文学を視野に入れているということを論じました。
自分のやりたいことが、特定の学問分野に上手く当てはまらない場合もあると思います。(実際私もぴったりとはあてはまりませんでした。)
そのような場合は、いくつか当てはまりそうなものを羅列しつつ、自分のやりたい学びをしっかり示すことが大切です。大学は自分で勉強するところです。いずれは決まった研究室に入るとしても、自らの道がしっかりしていれば、それを認めて貰えます。
そして、3番。
これはもう、なんというか自由に書けば良いと思います笑
ここではやりたいこと、と言っても、具体的にどんな職業につきたいかを書く必要はありません。
一般的に推薦入試の志望理由書というと、将来の職業を先ず決めて、そこから逆算するように書かなくてはならないように思われます。しかし、東大の場合は、将来的にできたら良いなと思うことを、抽象的に書きつつ、その上でいくつか例として職業をあげる、というような書き方でも問題ないと思います。
そんなに簡単に将来は決まりませんから笑
もちろん、決まっている方は、具体的に示すのがよいですね!
以上の点について考えながら、私は志願理由書を書きました。
どれくらい具体的に書けば良いのか、迷うと思います。将来像がまだ定まっていなくて、書き方に困る人もいるでしょう。
でも、それは心配無用です。下手に作りこんで、小さい目標に収まってしまうよりは、大きな目標を掲げ、多少漠然としていても夢を語りましょう。
どんなことをしたいのか、自分の人生における軸となることとは何なのか、自分と向き合いながら、書くことが大切だと思います。
とても詳しく書いていたら長くなってしまった。
②に関しては次に持ち越します笑
質問などTwitterでも受け付けております。
不慣れなもので、分かりにくいところがあったら申し訳ないです。
それと、これはこれから書く全てのことに言えることですが、あくまでもこれは私の分析と体験に基づく、私個人の考えです。他の方の考えや、他の情報を集めつつ、総合的に判断した上で、参考にしてくださったら嬉しいです。