新しいイヤホンを購入した。
イヤホンというのは、どうしてすぐに壊れてしまうものなのだろう?細い線の中で音楽が伝わってくる事を考えると仕方が無いのかも知れないけど、今年何度目になるだろうか。mp3プレーヤーの色に合わせて、赤いイヤホンを買った。今度こそ、今度こそワイヤーが切れたり片方が聴こえなくなったりしませんように。
何もかもがどうでもいいと思う期間が来て、少しの時間が経った。私はこのままでいいのだろうか。
考えても答えなど出ないことは承知の上で、それでも考えてしまう。人間とはつくづく学習能力がない生き物だと感じさせられる。それとも、私に学習能力がないだけなのか。
何もかもを否定的に捉えてしまい、全てに裏があると思ってしまう。こんな自分が、大嫌いだ。
少しは疑ってかかったほうがいいという思いは勿論あるけれど、私の場合それどころの話ではないような気がする。いつまでも、この時間が続くのだろうか。人を信じる事を忘れたまま、生涯を終えるのだろうか。
怒髪天のライブチケットを引き換えてきた。私に、“勝てなくても負けるな”というコトバを授けてくれたバンド。街に出かけるのが億劫で、何より地下鉄に乗りたくない為、新曲とアルバムも、アマゾンとタワレコで予約購入してしまった。
地下鉄と電車は凶器だと思うのは私だけだろうか?密閉された空間で、見ず知らずの人と密着して同じ穴のムジナと化すことの恐怖。目の前が歪んで、呼吸をする事が恐ろしくなるのだ。誰が吐き出したか解からない二酸化炭素を吸い込んで、声を出す事もしゃがみこむ事も降りる事も出来ず、ただ目的地に着くまで我慢するのみ。そんな空間がひどく嫌いだ。
ああ、いつになったら私は、心から笑えるのだろうか。心から、人を信じられるようになるのだろうか。
こんな鬱屈した感情は、もう、何処かへ葬ってしまいたいのに。