湘南辻堂のアロマテラピーサロンLeafEpiの銭坂則子です

毎週月曜日はナースのりこの部屋

 

 

看護師28年目の私が、見たり・聞いたり・体験したり・考えたり・感じたことを私目線でつづりたいと思います

 

 

その方は認知症とパーキンソン病で入院されていました。

とっても痩せていらっしゃるのにどこにそのエネルギーがあるのかと思うほどにベッドの上で活発に動かれていて。

 

 

ベッドから落ちてしまうのではないか・・といつもヒヤヒヤしていました。

いつも壁や天井に向けて誰かとお話されていて。

 

 

『だれと話しているんですか~』というと

『お父さんよ~何食べたいか聞いてるのに答えないの~(お父さんは旦那さんの事)

 

 

別の日に・・・あまりに激しく動いているので、

『何したいの~』と聞くと

『何したいのじゃないわよ~。もうご飯作らなきゃいけない時間でしょ。お父さんがお腹すかせちゃうわよ」と怒っていて。

 

 

その方は胃ろうと点滴だけで、ご自身が食事をとることはなくなっていました。

それでも・・認知症でも・・・会話が成立しないことも多々あるけど

いつもお父さんのことを考えていて。。

 

 

ある日、その方が日勤中で急変されて、その夜勤だった私。

たくさんの方が会いにいらして。とってもうれしそう。

 

 

わかっているかわかっていないのかは微妙でしたが、喜んでいるのは確か。

だいぶぶりに会ったというお孫ちゃんは 帰る時に名残惜しそうにしていて。

みんな明日も来るからね~と笑顔で帰っていきました。

 

 

次の朝。活気がなくなり、もう逝ってしまうかもと思う状況でご家族に連絡して。

そばで声をかけていないとス――っと逝ってしまいそうで。

 

 

何とかご家族ともう一度会えるように、からだをさすりながら

『今おうちの人が向かっているよっ。待っててね』というとはっと目を大きく開いてとっても素敵な笑顔で 『うん。待ってる』

 

 

その笑顔はとっても純粋で、とってもきれいで。

 

 

夜中にひとりでしゃべらないで・・とか

じっとしてて・・とか

あぶないなぁ~点滴ぬけたら大変なんだから~・・とか

思っている自分がはずかしくなりました。

 

 

人間ってすばらしいなとも思いました。

いろんなことを学ばせてもらっています。

 

 

働いているといろんなことを考えますよね。

看護師でありセラピストである私だからこそ、気持ちも分かち合えることもあると思っています。是非サロンに遊びにいらしてくださいね。