洞爺湖サミットを目前に
こんなニュースが流れた。

神奈川県は、県内都市部の排出する
二酸化炭素を、全量自前で
吸収するべく、森林の
整備をすることになったとのこと。


政府もサミットのお茶請けに
ちょうどよいと、皆さん
お喜びのご様子。


産業活動によって、排出される二酸化炭素を、機械的に森林という装置が取り除いてくれると本気で思っているらしい。
40代の人が、多いんではないかと
訝しく思った。

・・・コスモクリーナー


これが頭の底にこびりついている
人がいるんじゃないのか。

宇宙戦艦ヤマト

異星人の攻撃によって、放射能汚染された
地球を救った、放射能除去装置のことだ。


にわか環境対策というものに
嘘が多いことにお気づき
だろうか。


森林があれば、余分の二酸化炭素を

ズズーッと

吸い込んでくれるとは
いくらなんでも思っていないとは
信じたいが、

実に心配だ。


人工林に吸収機械を期待するには
20~30年で、次々、
地元産の木材を有効に
使わなくてはならない。

そうするなら、素晴らしい
ことだが、政治家にそんな見識と
覚悟が本当におありか。


市民はそれを学ぶべきだ。

物の値段を見分ける勉強に熱をいれるなら、
騙す企業、産業を監視する
社会運動にでもするべきだ。


正しいことなど、結果を
見るまでわからない。

だが、間違ったエコのエゴを
見抜くことは、絶対必要だ。