サイクロンの翌々日、すっかり雨もあがり天気は良いものの、いつも通る道がなんだかものすごく渋滞していた。
最近あちこちで工事をやっているせいで日に日に渋滞がひどくはなっているけれど、それにしてもぜんっぜん進まない。
これでもマシな状況、というかかなり整理された状況なのだろうけれど、、
どうせならもうちょっと端に寄せてくれればいいのに。
ただでさえ普段から渋滞が激しいのに、この積み上げられた樹々のせいで車線一本分塞いじゃってるじゃあないか。
早くなんとかしてよぉ…。
結局約束の時間を大幅に遅刻してしまった。
そしてその日驚きの事故が起きた。
ウチからほんの少し南へ行った線路脇の建物が先日のサイクロンの影響でか、突然崩壊したんだそう。しかもその時建物の中にいた人のうち約20人の方が下敷きとなり亡くなり、
そして、それだけでなく、崩壊したビルのコンクリートが線路を走っていた電車に直撃し乗っていた人10人が亡くなったんだそう。
これ、日本でもTVニュース(⁈)で取り上げられたみたいです。
なぜ、普通に使われている建物が大雨が降ったくらいで倒壊するんだ?!
という疑問が当然あると思いますが、日常的に目にする建築中の建物を見ていると、そういうこともあり得ると思わざるを得ないというのがインドの建築レベル。
(先日、デリーのとある建物で働く人々がヘルメットを被って仕事をしているという記事をネットで見つけた。なぜかというと、その建物がいつ崩壊してもおかしくない状態だからなんだそう
)
我が家の目の前の建築中の超高級マンションは、部屋の壁を作業員が一つ一つブロックを積みながらセメントで隙間を埋めていくという工程を、地道に手作業でやっています。
超高級マンションでさえ、こんなレベルの建築なのだから、普通レベルかそれ以下のビルやマンションがどれほど手作り感満載なのかは容易に想像できるわけです。
インドは地震があまりない国だから、これまでそれでなんとかなっていたのでしょうが、ここ最近の異常気象で降り注ぐ豪雨には耐えられなかったのでしょう…。
発展している途中の国ならではの事故なのか…。豊かになっている部分とまだまだそれに追いつかない部分のバランスが取れていない微妙な場所、それがインド・ムンバイです。



