今回は、会社のインド人スタッフ(ヒンドゥー教徒)の結婚式に出席してきました。









パーティー開始時間は、案内状には19時からと記載されてあるのだが、インドでは記載されている時間にはだぁれも来ないというのが常識で、1〜2時間後くらいになると、ようやく人が集まってきて新郎新婦もゲストをお迎えする体制になるのだ。
とは言え、そこはやっぱりきっちりしちゃう我ら日本人。遅く始まるだろうとはわかってはいても記載時間より大幅に遅れて行くことに罪悪感があるから、たったの30分遅れで到着。

が、やっぱりそこは期待を裏切らず、私たちが到着した時は、進行は遅れていて(というか、ある意味予定通りに)新郎新婦は記念写真撮影の真っ最中でありました。


パーティーに出席した我ら日本人たちの中で一番の話題になったのは、彼らはアレンジ結婚(親が決めた相手との結婚)なのか、恋愛結婚なのか、ということ。

インドに4年以上居ても未だにはっきりとしたことがわからないのが、結婚のこと。
アレンジ結婚は、その家の財産や育った環境が同じレベルの人と生活していくことで家を守り繁栄していく事に大きな意味があるため、ハイクラスピープルの結婚の形だと思っていたけれど、オットの会社で働くようなミドルクラスのインド人たちも、親が決めた相手やお見合い形式で初対面の第一印象だけで決めるという、びっくりアレンジ結婚で夫婦になる事があるんだそう。

この日のカップルは、なんと、お式のたった2ヶ月前に会ったばかりなんだとか。
これには、我々日本人は仰天。お国が変わるとこれほどまでに価値観が違うんだということを改めて実感したのでありました。

そんな結婚が多いせいか、結婚前に付き合っていた人と結婚後にも引き続きお付き合いを継続していたり、結婚後に別の人によそ見をしてしまう人がかなり多いのだそう。


そんなことを見聞きすると、インドという国は宗教や身分制度で固められていてさぞかしルールのある国かと思いきや、蓋を開けたらめっっっちゃくちゃ不埒なヒトの集まりじゃん!
と、思う。


結論。
やっぱりインドは面白い!!