ラール・バーグとはなんぞや?
ですよね。


ラール・バーグとは、毎年恒例のムンバイ最大のお祭りガネーシャ祭りの中で、ムンバイ近郊のインド人が最も(?!)焦がれるガネーシャさまのことであります。
願い事をすると必ず叶うと言われているようです。


私がムンバイに来て今年で4回目。
さすがに目新しさはなくなりましたが、ここ最近ちらほら見かけるようになったガネーシャ製作所の櫓を見かけるとやっぱりウキウキしてしまう自分がいます。



今年もまたこの季節がやってきた。
うふふ。
ムンバイでウキウキするのは、春のアルフォンソマンゴーを食べることか、秋のガネーシャ祭りを見ること。



それで今年は、去年本気でお祈りしたラール・バーグの本物(⁈ )を拝んできました。


ガネーシャ・フェスティバルの時に作られ最終的に海に流されるガネーシャたちは、このフェスティバルのためだけに作られる像で、本物のラール・バーグは例年建てられる櫓の裏手にあるお寺の中に常に祀られている小さなガネーシャなんです。
(フェスティバルのために造られる家庭用のガネーシャを購入した場合、海へ流すまで毎日何回もお祈りをしないといけないんだそう。なので、あまり早くから家に置くと、面倒らしい。神さまに対して面倒だなんてっ!と思いましたが、まぁそこはインド人の発想だよね)





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この通りは、昨年秋の祭り最中にラール・バーグをひと目拝もうという人たちの行列ができていた道。通常はこんな感じの普通の商店街でした。





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早くも店の目の前に竹の棒を組み立てています。早すぎやしないか⁇タラー





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商店街の一番奥のこの場所に巨大ラール・バーグを祀るステージを建てています。(右手奥に見える小さな建物に注目!)





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これが、上の写真右手奥にあった建物。実はこれがラール・バーグが祀られているお寺なのです。
朝6時〜13時、16時〜20時まで開放していて誰もがお参りすることができます。





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ここが入り口。ここへ着いたのは15時半だったのでまだ扉は閉められていました。商店街をぶらぶらして時間を潰して16時にまた戻ってきました。





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16時に扉オープン。予想を反して中はとてもキレイで整然としています。





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ここもまた、外で靴を脱ぎ裸足で中に入ります。
左側にチラリと映っているのは中を掃除する係の人。16時に扉を開けてからお掃除し始めます。(日本的発想だと開放する前にしておけよと思うところ)
奥に置かれているのが、ガネーシャ(ラール・バーグ)とその母、その他にも三体、合計五体のヒンドゥー教の神さまが祀られていました。





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まず、中に入ってから、住職(というのか?キリスト教でいうところの神父さまにあたる方)の手前にある天井からぶら下がっている大きな鐘を鳴らします。
そして、それから住職の前に行きお布施を箱に入れて右手を出して薬指の先にオレンジ色の粉をちょこんと付けて貰いその色粉を自分の額の中央に付けます。そして白い粒(金平糖のような砂糖菓子)を手にのせて頂くのです。


それから、写真では分かりづらいですが、住職が立っている場所(神像が並べられている場所)の周りを3周ほどします。
これがおそらく基本的なお参りの仕方のようです。


おそらく、というのは、一緒に行ったメイドちゃんはクリスチャンのためヒンドゥー教の催事のことは詳しくありません。
神父さまは英語はあまり喋らないようでしたし、その辺りにいた人びとも英語が通じないようだったので、開放時間ぴったりにお参りに訪れた先客の後ろに付き、その方の真似をしてお参りをしたのであります。
ただ、その方は本気の本気のお願い事があったようで、神父さまの周りを何周もしていました。





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この日も天気は安定しておらず、ザァザァ雨が降っては止んでという具合だったので、足元もあまり良くなく商店の屋根はモンスーン時期お決まりのブルーシートで補強、という状況。





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これは、ラール・バーグが祀られているお寺の裏側。すぐ隣にはマンションが建っていてムンバイが都会であることを思い出させます。狭い土地に建物がひしめき合う東京のようでしょ?





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これは、巨大ラール・バーグを祀るステージの裏側。まだまだこれから、です。


来年もまたここに来られるように、今年もお参りに行かなきゃっーウインク