小2の子どもは休み時間ひとりでいることが多いようです。

そんな中、自分で好きなことを楽しみ、居場所を見つけた姿を見て、非認知能力の大切さに気付いたエピソードです。


夏休み前の懇談で、先生から
「休み時間、ひとりでいることが多いです。」
と言われました。
子どもからも、お友達との関係については話を聞いていたので、心配していました。


その後、子どもの様子を見守っていましたが、
「虫取りしたよ。バッタつかまえた。」

とか、
「図書室で本読んだ。猫と犬はどっちも尻尾を振るけど、理由は真逆なんだよ。」
とか、いろいろ話してくれるのです。


その姿を見て、私は、「たくましいな」と感じました。
誰かに合わせるのではなく、自分で過ごし方を選べる力。
好きなことに没頭できる集中力。
人間関係で少し傷ついても、自分の居場所を見つけて前に進める回復力。
これは、テストの点数では測れない非認知能力が育っている証なのかもしれないと思いました。


それから、放課後は児童館に遊びに行くことがあります。

迎えに行くと、いつも子どもだけ大きな作品を持っているのです。

だから、ひとりで工作してるのかな?と思っていました。

ひとりで工作するなら、児童館に行かなくても家でもできるのにと思って、子どもにさりげなく聞いてみると
「だって、大きい段ボールとか空き箱とかたくさんあるし、ギザギザはさみもあるから。」
と、言っていました。

児童館に行く理由は、家には無い素材や道具があるからでした。


さらに話を聞くと、工作をしているときに他の子が

「何作ってるの?」

と声をかけてくれたり、子ども自身が

「先生も手伝ってよ~!」

と言って、先生が一緒に作ってくれることもあるそうです。
この話を聞いて、自分の好きなことを通して自然と人と関われていることが分かって、少し安心しました。


 

気になっている本です。

 

友だちってなんだろう?ひとりになる勇気、人とつながる力 

 

だれとでも友だちであろうとしなくていい。楽しくて、笑顔になれる「気の合う人」とだけ、友だちになればいい。
ただし、「気の合わない人」とも、いがみ合わず、傷つけあわずに共存していけるよう、人づきあいのスキルをみがこう。
そして、このふたつの対人関係力だけではダメで、大切なのは、自分の世界をもち、「ひとりを楽しめる」力をもつこと。

 

 
 

学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす 

 

「非認知能力」は、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマン博士によって世界で初めて提唱されました。
例えば、コミュニケーション能力や思いやり・共感性、忍耐力・自制心、意欲・向上心などといった、テストでは数値化が難しい幅広い力や姿勢を含み、学歴や仕事など将来の成功の支えとなるものとして、今、世界的に注目されています。